〜中央アジア 遊牧民のテント布〜
中央アジアの遊牧民の丸いテントにぐるりと巻いて飾り付けられていた、愛らしいテントバンドの一部です。
遊牧民が生活する大きなテントの周りに巻くものなので、もともとは数十メートルと長〜い織物で、綿のキリム地に、絨毯織りでキリムにも共通するモチーフが次々と絵巻物のように織り込まれていたものです。
モチーフのひとくくりごとにカットして、タペストリーやマットとしても楽しめるようにしました♪

サイズ：約146x34cm
中央アジア製
制作年代：1966年前後
素材：コットン織地にウールのパイル

壁に飾ってタペストリーとして楽しむのはもちろん、棚の上に敷いたり、小さな玄関マットや上がりかまちに敷いても素敵だと思います。（パイル織り部分が盛り上がっているので凹凸がありますが、足で踏むとあまり感じられないので、敷物にするのも十分アリです！）

古い時代の織物のため、部分的にパイルが擦り切れていたり、キリム織り地にほころびのあるもの、多少のしみがあるものがございます。また、カットした両端部分は、モチーフの区切りを最大限生かすよう、ミシンで縫った簡素な処理にしてあります。