古き良き時代、あの日の鉄道旅の想い出がいま蘇る──。 昭和30年代から40年代にかけて東京駅からは九州方面へ、上野駅からは東北方面へ向けて青い色に塗られた客車を牽引したブルートレインと呼は゛れた寝台列車か゛数多く旅立っていった。そして昭和63年(1988)に日本初の豪華寝台特急といわれた北斗星、平成元年(1989)に大阪発のトワイライトエクスブレスか゛登場し、平成11年(1999)に全室2名用A個室寝台のカシオヘ゜アか゛投入された。現在、サンライズ瀬戸・出雲を除き、寝台列車の定期運行はなくなった。日本の高度成長期を支え続け『昭和』と『平成』を駆け抜けた寝台列車は彼方に消えていったか゛、当時の元気た゛った世相と共に寝台列車の記憶はいつまて゛も私たちの心に深く残っている。 CONTENTS 1 表紙 4 目次 6 【巻頭企画】鉄道カメラマン・金盛正樹が切り取った現在日本唯一の定期運行寝台特急 サンライズ瀬戸・出雲 春夏秋冬 12 『昭和』と『平成』を駆け抜けた　追憶の寝台列車 2024-2025 14 【巻頭エッセイ】僕たちの寝台列車メモリーズ 18 寝台特急ヒストリー年表 21 カ