カレラ
Calera

カリフォルニアのロマネコンティと呼ばれるカリフォルニア・ピノノワール最高峰

ブルゴーニュワインに魅せられて
カレラワインカンパニーの歴史は今から30年前にさかのぼります。『カレラ』オーナーの"ジョシュ・ジャンセン"氏はエール大学入学後、人類学の修士号を取るため英国オックスフォード大学に留学、 留学中イギリスで毎日飲んでいたワイン、 特にブルゴーニュワインの不思議な魅力にひき込まれたそうです。「ワインの仕事をしよう!」そう決心した彼は1969年に憧れのコート・ドールを訪れ、ブルゴーニュワインのトップ、 『ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)』に直接出向き、つたないフランス語で アルバイトは要らないか?と自分を売り込みました。DRCでは売り込みの甲斐があってスタッフ兼通訳として当時のセラー責任者アンドレ・ノブレの元で働いていたといいます。

当時は、英語の通訳を兼ねていたので、来客に立会、試飲をする機会にも恵まれました。また、デュジャックで収穫を手伝った際には、オーナージャック・セイスと懇意になり、多くを学びました。この体験を通して「ブルゴーニュで学んだぶどうにほとんど手をかけない自然なワイン造り」に魅せられ、アメリカでは決してできないといわれていた「アメリカで最高のピノ・ノワールを造る。」という目標に駆り立てたのです。

ファーストヴィンテージの意外な秘密
自分のぶどうが育つまでは、ジンファンデルを買ってワインを造りました。初リリースは1975年。カレラの記念すべき最初のワインはジンファンデルということになります。最初の2年間は近くのワイナリーに間借りして造りましたが、1977年には自分の醸造所を造るために畑とホリスター市街の中間地点に土地を購入。1978年に自分の畑から初めてのワインを700ケース作りました。これが自身のぶどうから造った初ヴィンテージ。昔の石切り場として使われていた急斜面にテラス状の段差を利用してグラヴィティ・フロウ(自然の重力を利用したぶどうに優しい醸造方法)を採用し、出来るだけ人の手を加えない造りを行っています。ボルドーでこの手法を取り入れたのは2000年代からですから、かなり早くから導入されていたことになります。

1982年には隣接している石灰岩がたくさんある300エーカーの土地を購入し、翌年1982年には2エーカーだけ白葡萄品種の"ヴィオニエ"を植えました。カリフォルニアにおいてヴィオニエという葡萄品種を選択した最初のワインメーカーです。ヴィオニエは、シャトー・グリエの苗木であるとの説も。1984年に、4番目のパーセルとなるミルズ・ヴィンヤード12エーカーとジョシュにとっては 最初の"シャルドネ"を6エーカー植えたのです。1989年には"ヴィオニエ"を 3エーカー植樹しました。さらに、現在では、ライアン、そして、新シングル・ヴィヤード、 ド・ヴィリエにてピノ・ノワールを栽培しています。 "ジョシュ・ジャンセン"氏が手がけた『カレラ』が 今や、本当に「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼ばれるようになり、アメリカ国外、 世界中のワイン愛好家に知られるようになりました。

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