良い本だと思います。ページを開く度、、、、ボンネットバス　嗚呼、、、竿秤　嗚呼、、、　量り売り、、嗚呼！　となります。
「ヒューズ」では、交換する（いい加減な物に）オヤジの姿が浮かぶ。なんとも　哀愁　懐かしみ　そして貧しい時代の一種悲しみなど、いろんな感情が湧く良い本です。
「必読では無い良い本」でしょう。
　ただ１点！このページにもある本の絵はモノクロになっている。だもんで、中の絵がそうだと思い込んでそのイメージでクリックしたんです！　現物も拍子はその通りなんですが、、、。
だけれど！開いて軽いショックを受けました。カラーなんです！！！　それも、服なら服がそれぞれ派手目の単色で塗られているカラーなんです！！！　これがさっき書いた　懐かしみなど、個人の脳内に残るイメージの邪魔をするのです。
これが私には唯一最大の欠点です。
　改めて書きますが、本は良い本です。　

５０代の私には、年代がちょっと微妙で、懐かしい部分とそうでない部分が有りますが、村上保さんの作品は素朴で良いものだと思います。