10年前、農畜産物の自由化により増加の傾向をたどる外国産輸入豚肉、その勢いと都市化の波におされ東京の農業は低迷するばかりでした。そんな都市農業を救うべく東京都畜産試験場では「安心・安全・美味しい」豚肉をめざし系統豚「エド」を開発してきましたが、他と差別化できる豚肉としては十分ではないため、さらに高い品質を持つ豚肉の開発が望まれていました。
東京の養豚を活性化させ、また安心で安全な東京の地域特産豚肉を目指し平成2年から平成9年まで、実に7年の歳月をかけて生まれたのが「TOKYO X(トウキョウエックス)」なのです。
「TOKYO X(トウキョウエックス)」を一躍有名にしたのは、TVの人気番組「SMAP×SMAP(フジテレビ)」。2002年12月にそのワンコーナーである「ビストロSMAP」でキムタクこと木村拓哉・香取慎吾組が作った料理が、審査員である食通で知られる俳優の松方弘樹「TOKYO X(トウキョウエックス)のとんかつがダントツでした」と言わしめたことで広く知られるようになりました。
その後、数多くのマスコミや各メディアで取り上げられ「美味しさと安全生産にこだわった豚肉」としてその名は全国に知られています。
TOKYO X(トウキョウエックス)はおいしい肉質の豚をかけあわせた交雑種のX(クロス)と、未知の可能性X(エックス)を秘めた東京生まれの豚という意味から名づけられました。その名の通り3品種の豚(北京黒豚、イギリス系黒豚パクシャー、デュロック種)を交配させて改良した新しい品種の系統豚です。
平成9年7月17日に合成種として日本で初めて日本種豚登録協会で新しい系統として認定されたました。日本のブランド豚の銘柄250種類以上ありますが、遺伝子を固定し、新しい合成種の系統として日本種豚登録協会に認定されたのは、TOKYO X(トウキョウエックス)が初めてです。品種・系統名としては「トウキョウX」、一般流通上の食肉としての販売名(ブランド名)は「TOKYO X」 と登録されています。
東京生まれで美味しい霜降りの豚、それがTOKYO X(トウキョウエックス)です。その最大の特徴は上質の赤身と脂肪がほどよく混ざった肉質。口当たりのよさと脂身のジューシーさ、真っ白でもちのように粘り(かたくなくやわらかすぎない)のある良質な脂肪が適度にはいることにより肉の保水性が高まり、料理で熱した時に肉汁を逃しません。そのため口当たりがよくジューシーな食感をお楽しみいただけます。また熱を加えると香るナッツのような独特の上品な甘い香りが、さらにおいしさを引き立てます。
みなさまの食卓に、安全でおいしい豚肉TOKYO X(トウキョウエックス)をお届けするため、東京都畜産試験場が7年の歳月をかけてつくりあげた豚TOKYO Xは、経済効率のみを追求してきた今までの畜産を見直し、動物の健康に 配慮して肉のおいしさと安全性にこだわり、「安全性(Safety)」「生命力学(Biotics)」「動物福祉(Animal welfar)」「品質(Quality )」の4つの理念をもつ、 「東京SaBAQ」の考え方に基づいて育てられています。
すべての繁殖豚に衛生検査を実施、カルテも保存されています。
肥育期間中は、指定飼料使い抗生物質を添加していません。またワクチン中心の飼育プログラムに従い、予防的な投薬はしません。
豚の健康状態を良好に保ち、病気への感染を防ぐよう努めています。
指定飼料は、非遺伝子組み換え作物でポストハーベストフリーの中のトウモロコシや大豆を採用しています。
指定飼料は、脂肪の質を高める大麦を22%含んだ特別メニューです。
動物本来の生理機能に沿った飼育管理を行い、より健康な豚に育つよう 心がけています。
豚房スペースは、動物福祉先進国のドイツにおける基準をクリア、ゆったりとしたスペースの開放型の豚舎で、十分な採光と換気をキープした環境で育ててい ます。
生産効率優先の改良品種ではなく、脂肪の質と味がよい「北京黒豚」、筋繊維が細かく肉質がよい「パークシャー種」、脂肪交雑が入る「デュロック種」をもとに、各々のよいところを取り込んで改良した系統豚です。
上品な香りとさっぱりとした脂肪、ほどよい柔らかさのおいしい肉に仕上がります。
東京都畜産試験場で開発された、TOKYO Xは安全性に配慮して育てられています。
飼料は、収穫後農薬のかかっていないポストハーベストフリーのとうもろこしを18.47%含む餌を使用し、また抗生物質や抗菌性物質も一切使用されていません。 これにより、より安全なTOKYO Xの豚肉をみなさまにお届けすることができます。使用している飼料の原料と配合率は以下の通りです。
平成9年からスタートしましたTOKYO X(トウキョウエックス)の生産も、おかげさまで10年目を迎えることができました。みなさまのご愛顧により販売も順調で、わずかづつではございますが飼育規模も増やしております。
「東京SaBAQ」の理念と畜産経営を両立させながら、現在都内外あわせて24戸の養豚農家が生産に全力を注いでいますが、通常の豚とは異なり大量生産ができない豚です。そのため生産量が少なく、希少価値の高い「幻の豚」といわれています。当ショップでも販売数に限りがございますので、時期によっては販売を休止する場合もございますので、あらかじめご了承ください。

なおTOKYO X(トウキョウエックス)は東京都の指定販売店(TOKYO X Association会員)のみとなっております。近年その希少価値の高さから、類似品や偽物も出まわっているようですので、十分ご注意ください。

Copyright〓 Meat-Companion Co.,Ltd , All Rights Reserved.