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花村 邦昭(著)
四六判   224頁  並製
価格 2400円+税
ISBN 978-4-86251-310-6 C0030

女性が輝く時代

“やまとをみな”の女性学

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JANコード/ISBNコード:9784862513106

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 第1部の「“やまとをみな”の系譜」では、たおやかで逞しい日本女性の系譜を歴史上にたどりながら、“やまとをみな”の現代的意味を良妻賢母論(広くはジェンダー論)の観点を踏まえつつ考えます。社会有用の存在として職業生活を立派に営みながら同時に家政も見事に宰領している女性たちに焦点化した現代社会論がここでの主眼です。
 第2部の「“やまとをみな”による組織文化の変革・刷新」では、その働きによって企業の組織文化がどう変わるか、変えることができるか、そのなかで「輝く女性」たちが担う役割は何なのかについて見ていきます。要素還元主義に立脚する“機械論パラダイム”の行き詰まりを超克するパラダイムとして包括生成主義に拠る“生命論パラダイム”がそれに理論的根拠を与えます。
 第3部の「“やまとをみな”の仕事ぶり」では、「輝く女性」の具体例をできるだけ幅広く日常の仕事現場に見ていきたいと思いますが、「女性が輝く時代」がまだ理念的な提唱の段階に止まっている現状では、これはむしろこれからの課業ということになります。本書では、そのやさしくふくよかな女性らしい仕事ぶりを聖徳太子の『十七条憲法』を下敷きにしながらラフデッサンしてみました。

目次

・まえがき 3
・はじめに
 「輝く」とは
・第1部 “やまとをみな”の系譜
  第一章 日本史のなかの“やまとをみな”
  第二章 現代を生きる“やまとをみな”
   “やまとをみな”の覚悟
   “やまとをみな”の心意気
   “やまとをみな”の仕事術
   “やまとをみな”の社交術
  第三章 “やまとをみな”の「良妻賢母」論
   資本主義と家庭・家族
   家事労働と家父長制
    【補注1】大妻コタカの「良妻賢母論」
    【補注2】「女性性/男性性」・「自己本来性」
・第2部 “やまとをみな”による組織文化の変革・刷新
  第四章 「生命論パラダイム」による組織論
   1、アフォーダンス、アブダクション、アテンダンス
   2、エマージェンス、コヒーレンス
   3、オートポイエーシス、シナジェティクス、ホメオスタシス
   4、ストレンジ・アトラクター、ヒステリシス、セレクター
    【補注3】“生命論パラダイム”-揺らぎ、自己組織化
  第五章 「組織文化」の変革・刷新
   企業内“民主主義”
   「ガバナビリティ、マネジャビリティ、リーダーシップ」
   「生-リーダーシップ」
   「生-経営」と「生-リーダー」
   「イシューレイジング、ソリューション、インキュベーション」
   「生-リーダー」の働き
   「生-経営」のダイナミクス
   「場」の輝き
    【補注4】組織の“民主主義”的運営
・第3部 “やまとをみな”の仕事ぶり
   -聖徳太子『憲法十七条』を下敷きにして-
  第六章 フェミニン・リーダーシップ
   1、<状況存在>として
   2、<生成存在>として
   3、<結束存在>として
   4、<創発存在>として
   5、<統摂存在>として
    【補注5】『観音経』について
・おわりに
 “やまとをみな”へのメッセージ
・参考文献

著者プロフィール

花村 邦昭(ハナムラ クニアキ)

1933年、福岡県生まれ。学校法人大妻学院 顧問。
東京大学経済学部卒業。(株)住友銀行(現三井住友銀行)専務取締役を経て、1991年、(株)日本総合研究所社長に就任。会長を経て現在同社特別顧問。
2007年、学校法人大妻学院常任理事を経て、2008年、理事長に就任、2016年、学長を兼任、2017年より現職。