発売当初から気なっていていた機種です。音質は、クリヤーで軽やかな音色で鳴ってくれる。標準のLM4562でも納得できる音質だが、オペアンプ交換を一度味わってしまうと我慢できなくなり、手元にあるOPA1612と交換。こちらの方が、少し落ち着いた音質に感じられるが、あくまでも私の駄目耳での感想。OPA627は、最後の楽しみに残しておこう。
オペアンプの交換は、FX-AUDIOとAIYIMAの機種を今まで交換したが、本機が一番やりやすかった。この機種から少しモダンな感じにデザインが変わったようだが、リアパネルのボルトをすべて外せば、フロントパネルは基板に付いたままスライドさせ外せて、作業しやすい。ただボルトが六角と＋だが、かなり小さくてナメないように要注意。
真空管も6H3П-EBに変えてみた。標準管はオペアンプ同様クリヤーな感じだが、こちらの管は多少艶っぽくなる感じかな～。AIYIMA T7で使っている5670wも試してみたが、この管は全長が短いので真空管台座が深いD06Jでは、掴みにくくて交換に神経を使う。
この機種からサブウーハー出力が追加された。小口径フルレンジを使っているので重宝してます。

価格からするとよくできていると思います。真空管の雰囲気がよいです。MONO駆動にしていますが、小音量にすると左chが弱くなります。
（ショートピンを使用しないと使いものになりませんが‥）