株式会社松田桐箱

埼玉県春日部市の伝統工芸「春日部桐箱」を守り続ける創業95年の老舗、松田桐箱。
各種桐箱から、オリジナル創作シリーズの製作、オーダーメードによる注文商品も承っております。

HOME 会社概要 お買い物ガイド ご案内ページ お問い合せ・ご相談

【重要】配送料値上げに関するお詫びとお知らせ
誠に不本意ながら2018/7/2(月)発送分より送料を改定いたしました。
お客様にはご負担をお掛けいたしまして誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますよう心よりお願い申し上げます。
配送料値上げに関するお詫びとお知らせ

開発コンセプト。
  • スウィング方式でパワーチャージさせる。  
  • 時間をかけてゆっくりチャージする。  
  • 長期間置いても腕時計を帯磁させない。  
  • 安全性の高い保管性能がある。  
  • サポート・メンテナンス体制をしっかりと整える。

腕時計が、単に時間を知るための道具として存在するならば、保管などはある程度のもので事足りてしまうのでしょう。

しかし、お使いの腕時計を単純に道具と考えておられる方は、この記事を読んでくださる方の中にはいらっしゃらないと思います。

自動巻腕時計には多くの魅力がありますが、大切に扱えばまさに“一生もの”としてその魅力を永く、存分に味わう事ができます。
すでに長い時間を自動巻腕時計と共にしてきた方も、これからそうなるであろう、大切な自動巻腕時計を手に入れた方にも、その腕にはそれぞれの思いやこだわりが詰まった単なる道具やステータスでは語れない“相棒”が光っていることと思います。

そんな大切な腕時計を巻き上げるために、考え得るありとあらゆる工夫を凝らした時のゆりかご。

なぜスウィング方式なのか?なぜ交流モーターを使うのか?
ご購入前の疑問を解消し、ご使用者様も必見の内容です。

第1章.時のゆりかごがスウィング式の巻き上げ機構を採用する理由は?

1.ワインディングマシーンとパワーチャージャー。

時のゆりかごの最も大きな特徴。
それは巻き上げ方式が「スウィング方式」であるということ。これにはもちろん大きな理由があり、見た目以上に大きな違いを生んでいると言えます。

一般的に自動巻腕時計を巻き上げる装置は、ワインダー、あるいはワインディングマシーンと呼ばれますが、ワインダー、ワインディングマシーンは『回転装置』という意味も含んでいます。
時のゆりかごは巻き上げ装置ではありますが回転装置ではありませんので、スウィング式パワーチャージャーと命名しております。
以下の全ての表記において、便宜上、回転方式の巻き上げ装置のみを『ワインディングマシーン』と呼称し、時のゆりかごや振り子方式などの非回転式を含む全ての自動巻腕時計用巻き上げ装置を『巻き上げ装置』と呼称いたします。

ゆりかご
動画:時のゆりかごの動作の様子

2.巻き上げ装置?それとも手巻き?

自動巻腕時計の多くは、ローターで巻き上げた香箱内のゼンマイの力で動いており、そのゼンマイが破損してしまうことは腕時計を動かすことができなくなるということ。自動巻腕時計を愛用し続けるにあたって、できるだけ負担をかけずに巻き上げを行うことは非常に重要なことです。

インターネット等で時計の管理・巻き上げ方法を調べてみると、様々な意見が飛び交っていることが分かります。

  • 自動巻腕時計にはスリップ機構があるから巻き上げ過ぎる事はない。  
  • 巻き上げ装置は不必要に時計を動かし続けるだけで、腕時計を劣化させる原因になる。
  • 普段は止めておいて、必要な時に手巻きで使用する方が良い。

さて、実際にはどうなのでしょうか。

確かに自動巻腕時計のムーブメントには、ラチェット機構、スリップ機構等のローターの力を適度に逃がすための工夫や、巻き上げ過多を防ぐための手立てが備えられており、手巻ムーブメントのように巻き過ぎでゼンマイを破損させる事はありません。

しかし、その手立てはあくまでも非常手段であり、時計に対する全ての負担をなくすわけではないことを理解する必要があります。
手巻きには手巻きのリスクがあり、時計を止めたままにしておくことも潤滑油の劣化や固着の原因になります。
潤滑油の性能が上がり、劣化、固着に対し耐性があるものもありますが、流動性を保つことのできる潤滑油は止まったまま放置し続ければ流れ落ち、十分な油膜を保つことができません。
時計が止まったままになっている期間が長いほど、時計にとって悪影響が出る可能性は高くなると理解しておくべきです。 そうなれば、手巻き以外の何らかの方法で時計を巻き上げ、動かしておく方が自動巻腕時計には良いという仮説が立ちます。
この仮説をもとに、自動巻腕時計のムーブメントの仕組みを考えながら自動巻腕時計の最適な管理方法や、時のゆりかごがスウィング方式を採用した理由を解説していきます。

3.時計に優しい?優しくない?

自動巻腕時計のムーブメントを開発、製造するメーカーには、それぞれ独自の考え方やこだわりがあるはずです。
しかし、ワインディングマシーンを使用する時の様に、ローターを同一方向に何週も回転させて巻き上げることを想定したムーブメントがあるかというと、疑問が残ります。
両方向巻き上げのムーブメントの誕生や、巻き上げ効率を高める工夫を各メーカーが行っていることを考えれば、通常は腕に装着した状態で、装着者の動作によって巻き上げることを前提としていると考えた方が良いでしょう。

つまり、ムーブメントのローターが360°どちらの方向にも回転するようになっている理由は、回転運動による巻き上げに対応させることが目的ではなく、装着者がどちらの腕に時計を着けても無理なく巻き上げができるようにするためや、装着者の不意な激しい動作で発生するエネルギーを、回転運動によって徐々に減衰させ、ローターやそれに連なるパーツに負担をかけない為であると考えた方が理に適います。
そして、デスクワーク等の運動量の少ない仕事をしている方や、時計を外している時間が長い方のために、あくまでも補助的に手巻きの機構を残していると考えるべきです。

回転運動による巻き上げや手巻きでの巻き上げは、時計にとって想定内ではあっても特別な動作と言うこともできます。
さて、ワインディングマシーンの回転による巻き上げや、手巻きでの巻き上げが自動巻腕時計にとっては特別な動作であると仮定して、この動作によってどのようなことが起こり得るのでしょうか。

まず、ワインディングマシーンを使用した場合です。
ローターの回転運動は想定内だと前述しましたが、ゼンマイのフルチャージ後にローターを何週も回し続ける場合は例外で、いかにスリップ機構があろうとも、ゼンマイには力がかかり続けていると考えるべきです。なぜならば、スリップ機構がフルチャージ前に効いてしまうと、メーカーの設定するパワーリザーブを満たすことができません。
スリップ機構は、限界まで巻かれたゼンマイが切れないように備えられた、非常手段であると考えられます。
ローターを同一方向に回し続けるワインディングマシーンでは、この非常手段を使い続けなければならない状態を作り出す可能性があると言えます。

巻き上げ装置の購入を検討されている方の多くは、お使いの腕時計が止まらないようにしたいとお考えで、ゼンマイはすでにある程度巻けている状態で巻き上げ装置にセットすることになると思います。
パワーリザーブインジケーター付きの時計ならばまだしも、ゼンマイが現在どの程度巻けているか確認することができない時計には、注意が必要です。巻き上がったゼンマイに対して、ワインディングマシーンのように短時間で多くの巻き上げを行う状態が続くことは、数分でも時計の内部にダメージを蓄積させる可能性があります。

次に手巻きでの巻き上げです。 手巻きによる故障の例として、竜頭のピンの曲がりや折れ、巻き上げ機構の歯車の磨耗、劣化、ゼンマイの折れ、切れがあります。
腕に装着した状態であれば数時間かけて巻き上げるものを、竜頭を数十回転、時間にして1分程度で巻き上げてしまうのですから、その負担は大変大きなものになると、容易に予想できます。竜頭の操作繰り返すことで時計のケース内に不要な埃や外気を押し込んでいたり、ねじ込み式の竜頭の場合、ねじ山が損傷しせっかくの防水機能を低下させる恐れもあります。
時刻合わせを行うことでさえ、時計には優しくはありません。

機械物の製品全てに言える事ですが、修理が必要な故障・破損の割合は可動部や動力部が圧倒的に多く、その原因として過度の負荷やメンテナンスを怠った場合が挙げられます。
自動巻機構を搭載しているにも関わらず手巻きを多用する行為は負担を増加させるうえ、手巻き機構のメンテナンスの必要性を高めてしまうことが、お分かりいただけると思います。
自動巻腕時計に一番優しいのは、

  • 過度の負担を与えず   
  • 備えられた自動巻機構によって巻き上げ   
  • 最低限の操作で動き続ける

この3点であると、我々は考えます。

4.時のゆりかごでの巻き上げと、その他の巻き上げの違いは?

時のゆりかごはスウィングするトレーの角度を利用して巻き上げを行います。
6秒間かけて1往復のスウィングを行い、1回のスウィングの中でローターが同一方向に動く最大角度は120°(1/3回転)になるように設計されています。非常にゆっくりとした動作で、6時間かけて30時間分以上を巻き上げるという設計です。

完全に巻き上がった時計をそのまま入れておいても、ゆっくりと、少しずつ時計を巻き上げる時のゆりかごであれば、装着者が腕に着けた状態以上に、メカニカルダメージを与えることなくその状態を保つことができます。
もちろん、時計に備えられた自動巻機構のみで時計を動かし続けることができますので、手巻きでの巻き上げや時間合わせ等の竜頭の操作も最小限で抑えられます。
時のゆりかごのスウィングは、巻き上げによる負担を与えないだけでなく、時計を止めてしまうことで起こる二次的な負担をも抑えることができるのです。

さらに、非常にゆったりとしたこのスウィングは、すでに発生している時計の不調をご使用者様にお知らせします。
油乾きや劣化により、ローターを始めとする自動巻機構の動きに渋さが出てくると、時のゆりかごのマイルドな巻き上げでは、時計を十分に巻き上げることはできません。
取り扱い説明書や、ホームページで公開している巻き上げ成績表をご確認いただき、時のゆりかごの運転時間の延長をしてもきちんと巻き上がらない場合、それは時計の出すサインです。

メーカーも推奨するように自動巻腕時計を永く愛用するには適切なオーバーホールが必要ですので、そのタイミングを知る上でも時のゆりかごのマイルドなスウィングは最適であると言えます。

時のゆりかごはワインディングマシーンと比べて巻き上げ時間は掛かるものの、優しく、安心して時計を巻き上げる事ができると考えており、これがスウィング式を採用した理由なのです。

第2章.なぜ交流モーターを使うのか?

1.時計も病気になる?

私は記事の中で自動巻腕時計を“相棒”と表現しました。その大切な“相棒”が、もし仮に病気になってしまったらどうでしょうか。時計は病気にならないと思われるかもしれませんが、時計にも病気に似たものがあります。

それは、『帯磁』です。

磁力が腕時計に与える影響については多くの場面で語られており、ご存知の方も多くいらっしゃると思います。
しかし、普段の何気ない生活の中には磁力を発生するものが数多くあり、いつも気を使っているつもりでも、時計の身は危険にさらされているという場合は多いのです。
時計を着けたままでパソコンの作業やスマートフォン・携帯電話を操作したり、鞄やポケットに一時的に時計をしまう場合にも、ポータブルオーディオのイヤホンや鞄の開閉部に付けられるマグネットホックが近くにあれば、時計はそこから発生する磁力の影響を確実に受けてしまいます。

2.磁力の種類と自動巻腕時計が受ける影響

一言に磁力と言っても、電気のように異なる性質の2種類が存在します。
永久磁石のようにS極、N極が決まっているものから発生する「直流磁気」と、極性が入れ替わる「交流磁気」です。

交流磁気に関しては、IH調理器のように強力な磁気では時計が止まる、故障するなどの影響があります。
水仕事も発生する料理などの場合はもちろん、お湯を沸かす時なども一時的にでも時計は外しておいた方が良いでしょう。

しかし、交流磁気による影響は一時的なものであり、時計に磁気が残ることはありません。
問題は直流磁気で、電池を使用して稼動する電子機器や、ACアダプターを使用する電化製品等は、多くの場合直流磁気を発生します。
そして、この直流磁気こそが、時計を帯磁させる原因なのです。

ステンレスをはじめ、多くの金属パーツからなる自動巻腕時計の多くは、その構造上磁力に対して決して強くはありません。最悪、構成するパーツや時計そのものが磁力にあてられて、磁化してしまいます。
これが帯磁と呼ばれるもので、帯磁した腕時計やパーツ、特に小さなテンプのヒゲゼンマイなどは大きく影響を受けてしまい、磁力による引き付け合う力、反発しあう力が発生して、正確に時間を刻めなくなります。

精巧に組み上げられた歯車同士は常に重なり合っているため、その摩擦で少しずつ削られているはずですが、本来これは当然起こりうるもので、それによって出た金属粉も顕微鏡でやっと見えるレベルであり、ケース内に分散されているぶんには、これと言って大きな問題は起こりません。
カス溜りが顕著な場合はオーバーホールが必要になりますが、定期的なオーバーホールはメーカーも推奨することですので、いわば想定内の範疇なのです。
しかし、帯磁した時計にとっては別で、この削られた金属の粉も、磁化したパーツにどんどん吸いつけられてしまいます。
自動巻腕時計の歯車のように精密な部品同士の間に、そのような異物が吸い付きまとまって混入した場合、どうなるかは想像に難くないと思います。

加えて恐ろしいのが、この金属粉が潤滑のためにパーツに注されている油に多量に混入した場合です。
金属粉が多量に混入した潤滑油は粘度が上がり(粘り気が多くなり)、パーツをスムーズに動かすことができなくなります。
研磨剤と呼ばれるものの多くは、硬質な研磨粒子と、油脂や洗剤を混合したもので、金属粉+潤滑油はまさにこれにあたり最悪の場合はパーツの劣化を不必要に早めることにつながる場合もあるのです。

3.時計を病気から守るには?

時間が正確に刻めなくなる、動きに渋さが出るなどの症状が出た場合には、当然修理が必要になります。
人間がかかる風邪のような病気とは違い、放って置いて治るものではありません。帯磁に対しては脱磁という対策があり、メーカーはもちろん、お近くの修理業者でもやってくれる所があると思います。
しかし、一度磁化したものは再度磁化しやすい傾向があるという話もあり、帯磁する以前の状態に完全には戻らないケースもあるのだといいます。

それでは、どうすればいいのか。

まずは予防です。私たちも乾燥した時期にはマスクを着用したり、うがい手洗いをして、細菌やウイルスから身を守ります。
時計の場合は、磁気を発生するものの近くに置かない、磁気を発生するものを使うときは時計を外す事は大前提です。

磁力というものは、距離の2乗に反比例しますので、多くの場合は磁気の発生源から5cm以上距離を置くことで、時計に与える影響はほぼないと言われます。
保管の際に大きめのケースに入れておくことで、時計の近くに磁力を発生するものを不用意に近づけないという方法もあります。
巻き上げ装置や専用の収納ケースでの保管は、この点において非常に有効であると言えます。

4.どのような巻き上げ装置や収納ケースが望ましいのか?

保管のみを目的とした場合、お部屋の内装やご自身の趣味、収納できる時計の本数や予算に合わせて、腕時計専用のケースを用意するのが一番です。

しかし、パソコン業務やスマートフォンの使用が当たり前の現代において、時計を外す機会が多くなればなる程、第1章の記事の通り、巻き上げ装置の有用性はおのずと高まります。

市場に出回る巻き上げ装置は、その機能、価格も様々ですが、日常の生活においてありとあらゆる気を使い、磁気の脅威から大切な時計を守り抜いていても、肝心の巻き上げ装置の磁力によって時計が帯磁してしまっては元も子もありません。

この点にウエイトを置き、時のゆりかごの動力として選定されたのが交流モーターです。
直流モーターには強力な永久磁石が使用されており、これを使用すれば巻き上げ装置内の腕時計にも悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
そのうえ、直流モーターはその構造上、永久磁石が外側に配置されていますので、多くの磁気がモーター本体の外へ漏洩してしまいます。

磁力試験
写真:他社製回転方式ワインディングマシーンの直流モーターと時のゆりかご用交流モーターの持つ磁力の違い

交流モーターも磁力を利用して回転することに間違いはないのですが、時のゆりかごに使用される交流モーターの構造は、永久磁石を使用した回転子の周囲に鉄心を持つ銅線のコイルが配置されており、これが磁気を遮断し漏洩させません。
直流モーターとは全く逆の構造を持つことで、永久磁石の発生する磁気を押さえ込んでいます。
運転中は電源の周波数に合わせて50回、あるいは60回と言うめまぐるしさで極性が入れ替わる交流磁場を発生しますが、金属を帯磁させる大きな原因となる直流磁束の発生はなく、電源を切れば瞬時に極性は無くなりますので、モーターの持つ磁気の遮断性と相まって、モーターメーカーからも漏洩磁束はないとの見解を得ています。

時計を保管するということは、言い換えれば時計を守ると言うことです。
時のゆりかごは、自動巻腕時計を守る、自動巻腕時計のコンディションを保つという事に重きを置いて設計されています。
磁力と言う目に見えないものであっても、大切な自動巻腕時計を守る上では見過ごすことはできないのです。
電源周波数が50Hzの地域と60Hzの地域がある日本において、交流モーターを使用するのは不便な部分もあります。
しかし、巻き上げ装置の購入を検討する上で、製品のデザインや価格、巻き上げの性能と共に、こういった部分にも少し目を向けることでより安心感の高い商品にめぐり合うことができると思います。

第3章.時計設置トレーのポケットの形状。

1.時計設置の角度と巻き上げ効率

時のゆりかご本体内部には、時計を設置するための3つのポケットを備えたトレーがあり、運転時にはこのトレーがスウィングを行い、ポケットにセットされた最大3本の自動巻腕時計を巻き上げます。
このトレーのポケットには、ご愛用の自動巻腕時計の形状やバンドの材質に合わせて、2種類の仕様をご用意しております。
この、時計の設置に大きく関わる2種類の仕様の比較解説と共に、時のゆりかごの巻き上げについてご説明いたします。

※ポケットの形状を分かりやすくするため、内装のフェルト貼り付け前のトレーを使用しています。
※ポケット内装のフェルトは、時計の傷防止や、スポンジとの摩擦を生み運転中の時計の脱落を防止する役割を持っています。
  フェルトを剥がしたり、フェルトの上から別の生地を貼り付けるような行為は絶対にお止めください。

角度計測器

角度計測に用いる計測器

扇形の重りは時計のローターを模しており、
重りに連動した指針の示す位置で角度を計測します。
視覚的に認識しやすくするため、
角度によって色分けした計器を用いて解説をします。
赤:0〜90度
緑:90〜120度
青120〜150度

時のゆりかごは設計上、トレー奥が45度せり上がった後に水平位置に戻り、その後手前側が45度せり上がりまた水平位置に戻るという動作を繰り返します。
手前、奥に45度ずつ傾くので、トレーは合計90度動く設計になっています。

角度計測器 角度計測器

※計器を垂直に取り付けてみると、白い指針が赤と緑の境目の部分にあり、手前、奥、合わせて約90度の角度に傾くことが分かります。
 これは、時のゆりかごのトレーの動作角度が90度であることを示します。

角度計測器 角度計測器

※次に計器をスロープ部分(角度45度)に取り付けてみると、ローターの動きを示す白い指針は緑と青の境目まで届き
 トレーの動作角は同じでも、設置された計器(自動巻腕時計のローター)には、より大きな動作角度が生まれることが
 分かります。

時のゆりかごに時計をセットする際に、その角度が重要であることがお分かりいただけると思います。
通常仕様のスロープポケットに傾斜面が作られている理由です。スロープポケットでは、時計をスロープ(傾斜面)に沿わせて設置することで、どなたでも簡単、正確に必要な角度で時計をセットすることができます。

しかし、ご愛用の自動巻腕時計のバンドが固いレザーやラバー、形の崩れない弓形のブレスレットウォッチなどは、スロープ(傾斜面)にバンドやバックル部分が接触し、正しい角度での設置が難しい場合があります。
下の写真をご覧ください。

スロープポケットの場合

スロープポケット+ラバーバンド

通常のスロープポケットにラバーバンドの時計の
モデルを収めたイメージ写真です。
スロープ部分に浮き上がったバンドが接触し
時計がうまく収まっていないことが分かります。

ボックスポケットの場合

ボックスポケット+ラバーバンド

オプションのボックスポケットに同様の時計の
モデルを収めたイメージ写真です。
スロープ部分に接触していたバンドを
逃がすスペースが生まれ、きちんと時計を
収めることができました。

写真のように、時計のバックルを留めた状態で円形の形を崩すことが難しい時計には、ボックスポケットが必要になる場合があります。
※設置の際、多少垂直気味になってしまっても、、駆動時間の延長で対応できる場合があります。

2.時計の個性に合わせて巻き上げ効率を高める

時のゆりかごの巻き上げ成績表には、独自調査や時のゆりかごをご利用中のお客様からいただいた報告により、縦位置セットや水平気味セットの方が 巻き上げ効率が高くなる時計のモデルがあるというデータが掲載されています。

本項では、ご愛用の時計がそういった少し特殊なセット方法の方が巻き上げ効率が良い時計だった場合の水平気味セットについて、解説を行っていきます。
まずは、下の写真をご覧ください。

角度計測器 角度計測器

前項で紹介した、計器をスロープ(傾斜面)に沿わせて設置した場合と比べ、より大きな角度が生まれています。
時計の設置角度とセットされた時計のローターの回転角度は密接に関係しており、時計をセットする際に水平に近い角度に調整することで、巻き上げ効率を高めることができます。

ご愛用の自動巻腕時計が水平気味セットの方がよくパワーチャージするモデルの場合、ボックスポケットがおすすめです。
スロープポケットでは傾斜面があるため、角度を水平気味にセットするには時計をやや浮かせてなければなりませんが、ボックスポケット仕様に変更することで、時計をポケットの奥深くに安全にセットできます。

 ※時のゆりかごを安全にご利用いただく上で、時計はしっかりと奥深くにセットしていただくようにお願いいたします。

 ※時計の角度が水平に近くなりすぎると、時計のローターの回転が安定せず、逆に巻き上げ効率が下がります。
  基準はあくまでも通常仕様のスロープポケットの傾斜面の角度であり、過度な角度調整は巻き上げ効率を損なう原因となります。

本章では、トレーのポケット仕様と巻き上げ効率についての解説を行ってきました。
ボックスポケット仕様に変更する必要がある場合や、必要はなくとも変更する意義についてお分かりいただけるかと思います。
また、スロープポケットの傾斜面が時計を確実に巻き上げる上で重要な角度を決めるという大きな役割を持っており、標準仕様として採用された理由についてもご納得いただけたのではないでしょうか。

基本はスロープポケットの傾斜面の角度に合わせて時計を設置し、パワーチャージが不足する場合に縦位置でのセットや水平気味のセットをお試しいただくのが理想です。
むやみに巻き上げ効率を高めるのではなく、ゆっくりと、優しく時計を巻き上げる事が時のゆりかごのコンセプトです。
ポケットの仕様の違いは、時計の個性に合わせてより快適に時のゆりかごをご利用いただくための違いであり、効率を高めて、より早く時計を巻き上げるためのものではないということをご理解ください。

各種ご案内
お支払い方法
クレジットカード
VISA Master JCB Diners AMEX
DC UC Jaccs NICOS UFJ CARD
SAISON Card CF Card AEON Card Yahoo! Jaoan card EPOS CARD
上のいずれかのクレジットカードでお支払いになると、お客様のクレジットカード番号は当店を経由せず、株式会社ネットラストを通じてカード会社に送信されるため安心です。
代引き
商品代金の合計(税込) 代引き手数料(税込)
〜30,000円 324円
〜100,000円 540円
〜200,000円 1,080円
代引きを発送方法にお選びい頂いた場合は、上記の代引き手数料がかかります。
銀行振込
振込先 埼玉りそな銀行(サイタマリソナギンコウ)
春日部支店(カスカベシテン)
普通 1477420
株式会社 松田桐箱
(カブシキガイシャ マツダキリバコ)
お支払い方法
運送会社
ゆうパックでお届けします。
ゆうパックで配送します。
お届け希望時間
お届け希望時間表
上記のお届け希望時間をご指定頂けます。
一部地域または運送会社の都合により、指定された場合でもご希望に添えない場合が御座います。
送料


配送地域により送料が異なりますので、
お届け先までの送料はこちらからご確認ください。


一部の商品は送料無料!
(一部離島は実費を頂く場合がございます。)

営業日カレンダー

  • 2018年11月

            1 2 3
    4 5 6 7 8 9 10
    11 12 13 14 15 16 17
    18 19 20 21 22 23 24
    25 26 27 28 29 30  
  • 2018年12月

                1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 31          
  • 休業日

Copyright 2008 K.K Matsudakiribako All rights reserved.