ＡＩによるフェースデザインを製品に落とし込む際に使われるソフトウエアを大きく進化させ、微細な部分までＡＩの設計通りに再現したＡｉ１０Ｘフェースを新開発しました。弾道を最適なものに補正するフェース上のコントロールポイントが従来の１０倍まで増加するとともに、ＡＩにインプットするリアルなスイングデータも大幅に増やし、補正精度を向上させることでさらなる飛距離アップと正確な方向性（着弾範囲の縮小）を実現しています。また、航空宇宙分野でも使用される軽量＆高強度のサーモフォージドカーボン素材をクラウンに採用しており、従来のトライアクシャルカーボン素材に比べて成型がしやすく、より高い精度で設計通りに製品化することを可能にしました。最適化された重量配分が理想的なスピン量や打ち出し角をもたらすだけでなく、心地良い打球音も生み出します。さらに、ヘッド後端部に配置されたウエイトポートによって２ポジション（ドロー・ニュートラル）の弾道調整が可能で、新しいデザインのウエイトポートに改良したことで寛容性の向上にも大きく貢献しています。