●緑青(ろくしょう)に関するお手入れQ&A●

「ヘアアクセが、変色?」 「緑色のサビ?のようなものが・・」
メンテナンス方法と、日ごろのお手入れについて、ご説明致します。


Q. 緑色の付着物は、何ですか?
A. 銅や真鍮素材の表面に発生するサビで、緑青(ろくしょう)と呼ばれます。
古い寺院の屋根の色や、10円玉・骨董品・銅製のお鍋・お皿などに部分的に付着した色が一般的にイメージしやすいかと思います。

Q. 緑青は、人体に悪影響を及ぼしますか?
A. 人体への影響はありません。
昔は有害との認識もありましたが、1981年から3年に渡って繰り返し行った検査によって、無害に等しいことが1984年厚生省の発表によって確認されました。
体重60kgの人が2年間毎日2gの銅を食べ続けるに等しいだけの動物実験を行ったところ、マウスの成長具合や寿命に影響を及ぼすことはなく、内臓にもまったく異常は見られませんでした。

緑青は水に溶けない緻密な結晶の物質です。
万が一、人体に入っても吸収されずに体外に排出されます。古来より、銅は衛生的で耐久性に富むことから食器やお鍋、軟膏・漢方薬に使用され、近代建築の配管設備などにも使用されています。
以上のことから、ヘアアクセサリーに付着した緑青が肌に触れましても、何ら問題がございません。

Q. 緑青が発生する原因は何ですか?
A. 水分・塩分に化学反応を起こし、酸化したことが原因です。
(金属のほとんどは、湿気や酸気に強くありません。)

Q. 緑青が発生!どうしたらいいでしょうか?
A. 「人体に無害である」「衛生的に問題はない」とはいえ、きれいな状態のアクセサリーはやはり気持ちを豊かにしてくれるもの。
お手数ではございますが、メンテナンスをお願い申し上げます。
ご家庭で出来る簡単なお手入れで、緑青を取り除きましょう。

Q. 発生した際の、メンテナンス方法を教えて下さい。
A. いくつか提案させて頂きます。

・水と重曹(ベーキングソーダ)を1:2ぐらいの割合で混ぜ、綿棒(※1)などにつけて
 該当箇所を数回こすり落とす。その後、柔らかい布で乾拭きする。
・水と重曹の溶液以外に、酢(※2)に同量の塩を混ぜた溶液でも可能。

(※1)汚れてもよい布もしくは綿棒、爪楊枝の先、歯ブラシなどを使って、部分的にお手入れすることをオススメします。目の粗い固い布や金属たわしなどは細やかな傷が付き、新たな緑青の誘発原因となりますのでご注意下さいませ。

(※2)ヘアアクセサリーはクリスタルを多用するなどデザインが繊細なものが多いので、酢がスワロフスキーに直接つかないようにしてください。

Q. 緑青が発生したら、台座の強度に影響はありますか?
A. 緑青は銅表面に生成される化合物であり、台座の素地であるスチールに起こるものではないため、台座の強度を損なうことはございません。

Q. 今後の使用や保管方法で、気をつける点はありますか?
A. 金属を酸化から守るには、完全に空気から遮断する以外に予防策がないため実質的には予防不可能とされています。ですが、製法やお手入れ方法によって「酸化を出来る限り遅らせる」ことは、十分に可能となります。

・ご使用・保管方法における酸化予防の第一歩は、湿気を避けることです。
・水などに濡れた場合も特段問題はないのですが、大切なのはご使用後、水気を乾いた柔らかい布でふき取るということです。
・湿度の高い場所での保管は避けてください。
・保管場所が狭いなど、空気が滞留しやすい場合は、あらかじめ乾燥剤を何個か入れておく事も有効かと思われます。


錆は手入れを繰り返しますと馴染んで目立たなくなります。錆がひどい場合も、上記の方法でこすり落とし乾拭きを繰り返すと、回復します。多湿の季節の保管や、海近辺でのご使用など、状況による定期的なメンテナンスをおすすめ致します。

■日常のお手入れ・保管方法につきましても、ご確認下さいませ。

Q. 自分では錆なのかどうか、よく分からないのですが・・・。
A. 何かご不明な点などございましたら、いつでもお問い合わせ下さい。

メールアドレス:order@littlemoon.co.jp
お電話:06-4708-7802(平日9:30〜18:00)

弊店にてお手入れさせて頂くことも可能です(送料を頂戴する場合があります)。現物を見てからの判断となりますので、製品をお預かりすることになります。

ご使用・保管方法でお願いするばかりではなく、錆が起こりにくい商品・永くお使い頂ける商品を作ることを目指して、今後とも開発・改善してまいります。

どうか今後とも、弊店のアクセサリーを末永くご使用頂ければ幸いに存じます。
2008年8月22日
リトルムーンインターナショナル株式会社
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