■フッキング重視のWフック。細軸かつワイドゲイプで、シャンクはロウ付け加工され高強度です。　ライズは針先がストレートの一般的なタイプです。

【ブライトリバーコメント：そもそもＷフックというものはヒートンに取り付ける際に広げることがあるため、いったん焼入れをして硬く仕上げたフックのシャンク部分を後工程で焼きなましを行い、やわらかくしているのです。このため、必要以上に太い針金を使う必要がありました。その部分を私たちはロウ付けするのですから強度が飛躍的に上がるというのが藤井社長の考えでした。ならシャンクを細くしてフックングを良くしようと考えたのが藤原雄一です。さらにオールド・ルアーについているＷフックのように角度を広げようと考えたのも彼のアイデアです。広げると障害物に絡む率は高くなります。
しかし、Ｗフックというものは構造的にお客様の手で広げるとは難しいのです。でも、狭めることなら簡単にできる。通常のフックより開き幅を大きくした理由です。】