オープンカーが好きな四輪ファンにとっては馴染みの深い代表的なクラシックカーとしてアルファロメオのスパイダーがよく知られています。1966年に登場した同車両はジュリアと共通するフレームを持ち、あのピニンファリーナ（創始者バッティスタ）がボディ設計を手掛けた永遠の名車です。本書では、大変貴重なプロトタイプのテスト走行シーンからエンジン、フレーム下部、トランクルームに至るまでディティール写真を完全掲載。ジュネーブショーでの正式発表後は勿論、あらゆる角度から撮影が行われ1600、1750、1300、2000までのボートテールとカムテール時代（1977年頃）まで完全網羅されています。また、アメリカ輸出仕様に関してもディティール写真を多用し、年式別の違いが大変よく分かるよう解説されています。VINやFINナンバーに加え、生産台数、スペックデータも付属する事からオーナー必携の一冊と云えるでしょう。