1.カフスって何?
カフスとは正式にはカフリンクス(cuff links)という名称で、ドレスシャツ(ワイシャツ)やブラウスの袖口(カフ cuff)を
留める為のアクセサリーを指します。
日本では『カフス』や『カフスボタン』の名称が一般的となっております。
※以降は『カフス』名称で統一して記述致します。
カフスは17世紀フランスではじまったとされ、レースやリボン等を用いていましたが、
それらの代わりに金属製の鎖でつないだものを使用するようになったことがカフスの起源といわれています。
当時はハンドメイドが主流のため上流階級のものでしたが、産業革命以降は大量生産が可能となり、
一般にも普及するようになりました。
2.カフスの種類
カフスは留め具の形式で区別され、主に以下の種類を当店では取り扱っています。
●スウィヴル式(Bullet back closure、Swivel)
留め具がばね式になっているもので、使用方法はT字状の留め具を倒して真っ直ぐにし、重ねたシャツの袖口に通した後、再び起こしてT字状にします。現在ではもっとも一般的な種類です。
●チェーン式(Chain link)
モチーフと留め具をチェーンでで繋いだタイプで1640年から1920年頃まで使用されました。
礼服のマナーにおいては一部で相応しくないとされているところもあります。
●固定式(Fixed backings、Fixed)
留め金部分が、固定された棒状になっていて、袖口にそのまま挿すだけかたちで留めるタイプです。
●ラップアラウンド式(ロール・カフリンクス)
鎖や金属のメッシュ製のベルトや革のベルトがついたもの。スウィヴル式と兼用の物が多く、ラペルピンとして用いることができるものもあります。
●紐式(Silk Knot)
シルクや安価なゴムを使用したタイプで気軽な服装に好まれています。
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スウィヴル式 | チェーン式 | 固定式 | ラップアラウンド式 | 紐式 |
3.カフスの素材やデザイン
カフスにはシルクやゴム等から貴金属、宝石、スワロフスキー、貴石、ガラス、エナメル、象牙等、ありとあらゆるものが使用されています。
また、そのデザインに関しても一般的な方形、円形、筒状のみならず動物や乗り物、スポーツをモチーフにしたものなど、様々なデザインがあります。
この様な素材、デザインの幅広さも、カフスの魅力の一つだと言えると思います。
4.カフスの付け方
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カフスを付けるには、袖口に2つのボタンホールが開いている必要があります。 カフス対応のシャツは、コンバーチブルカフスシャツ、ダブルカフスシャツ(フレンチカフス)があります。現在市場に出回っているものはコンバーチブルカフスシャツが多いです。 |
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普通のボタンを留める時とは違い、袖口(カフ)の端と端をぴったり合わせます。裏と裏を合わせる感じです。 合わせるとカフスを通す穴ができますので、ボタンが付いている方にカフスの足が出るように通します。 ダブルカフスボタン(両方にフェイスがあるカフス)だと通常のボタンが無い方がより綺麗に見えます。 |
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最後に可動式バネをパチンと水平にすると装着完了です。 可動式バネだと装着は楽ですが、それ以外の留め方をするカフスもあります。 例えば固定式のカフス、チェーン式のカフスの場合はそのまま留め具部分を押し込むという形で装着します。 |
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カフスの装着はとっても簡単です。 カフスボタンを付けるだけで、普段と印象が変わります。 スーツで使えるで数少ないアクセサリーの一つですので、是非お試しください!! |
2月21日(木)更新 集計日:2月20日
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