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研究によると「抗ストレス」「安眠効果」「抗不安」など、心を落ち着かせるとの効果が報告されています。
その他にも、CBDの効果を期待している報告は多くあり「てんかん」「統合失調症」「摂食障害」「アトピー性皮膚炎」など挙げるとキリがないほどの研究・発表がされています。
アメリカのCNNで「シャーロット・ウェブ」という重度の「小児性てんかん」を患っていた女の子シャーロットが「CBD」の摂取によって、普段の生活に戻れた話が放送され、それが話題となったことが「医療大麻解放」のきっかけになりました。
日本ではCBDの効能や効果を謳うことは薬事法により出来ず、健康補助食品(サプリメント)として販売されています。
世界的にも医療大麻が解禁になり始めてきていることはご存知の通りです。
さらに研究が進んでいく中で、CBDにどれだけの可能性があるか見守る価値は十分にあるかもしれません。
「正しい」CBDの摂取量というのはありません。販売店などがそれぞれ提示している摂取量というのは、あくまでも参考の目安になります。
CBDは「誰に対しても同じ効果がある」という考え方を見直し、より一人ひとりに合ったアプローチを選ぶという考え方です。
用量や効果というのは人それぞれに違います。自分に合った一回分の要領を見つけるには「少なく始めて、ゆっくり増やす」ことです。
段階的に増やしながら、あなたの適量域「スイートスポット」を見つけてください。
大麻草には大きく分けて薬用型と繊維型があり、違いはCBDとTHCの2つの化合物の割合で決まります。
「繊維型」はCBDがTHCよりも多く含まれています。
日本で購入できるCBD商品は、THCの含有量が0.25%未満の品種(欧米では0.3%未満)になりますので、繊維型は吸引しても「ハイ」になりません。
産業用ヘンプなどと呼ばれており、洋服類やコスメ、燃料にも使われていて、種は食品などに使われています。
「薬用型」はTHCが2%から25%含まれ、CBDはあまり含まない品種です。
マリファナなどと呼ばれ、精神活性作用があり「ハイ」になります。
欧米では医療用に使われています。
しかし日本では1948年から大麻取締法で規制されています。
「カンナビノイド」からCBDのみを分離(単離)パウダーにしたもので、CBD濃度を高めるときなどに使用します。
「テルペン」とは、大麻草を含めた植物に、風味や香りを与える成分が含まれている精油のことです。
・リモネン ・ミルセン ・リナロール ・フムレン ・βカリオフィレン など
植物の強い香りは「テルペン」が生み出しています。
植物エキスである「テルペン」による香り成分は、神経系や免疫系などに働きかけることで、ストレス解消や心身のリラックス効果があると言われていて、アロマテラピーや香水などに広く使われている成分です。
「アントラージュ」とは、フランス語で「取り巻き」や「環境」と行った意味があります。
CBDは単体で摂取するよりも、他の植物エキスである「カンナビノイド」「テルペン」と一緒に摂取することで、成分が相互、有用し合い、効果を最大限に発揮します。
その他の成分を一緒に摂取することにより相乗効果を生むことを「アントラージュ効果」と言います。
人の体内には、生きていく上で必要不可欠である「神経」や「免疫バランス」を調節し、健康な身体を維持するために「身体調節機能=エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」が存在します。
「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」は、人類だけに存在しているのではなく、魚類・両生類・鳥類・哺乳類など全ての動物に存在していて「内因性カンナビノイドシステム」とも言われています。
「ECS」は食欲・痛み・免疫調整・感情制御・運動機能・発達と老化・神経保護・認知と記憶などの機能を持っていて、細胞同士のコミュニケーション活動を支えていると言われています。
「ECS」が外部からの強いストレスを受けたり、加齢に伴う老化によって働きが弱まり「内因性カンナビノイド欠乏症」になると、様々な疾患になることが明かになっています。
「ECS」の不調により「内因性カンナビノイド欠乏症」になった場合、外部からカンナビノイドを摂取することで不足分を補う他ありません。
そこで注目されているのが「医療大麻」であり「CBD」になります。
大麻(麻)の主成分である「カンナビノイド」の研究が進み、人間の身体にカンナビノイドが作用する受容体があることがわかっています。その代表になるのが「CB1」と「CB2」です。
※ 「CBD」は現在も研究途上であり「病気に効く」と断言できるほど臨床的に証明されていません。日本では効果を謳い「CBD」を販売することは違法であるため出来ませんが、効果事例もいくつか報告されていて、WHO(世界保健機関)も研究を推奨しています。
WHO(世界保健機関)が、2017年に発表した報告書の中で「CBDは多くの試験から良好な安全性の特徴、忍容性があり、THCのような典型的な効果(精神作用)はなく、濫用・依存・身体依存・耐性はみられない」として、CBDの安全性を認めています。
臨床報告によると副作用が少なく、特に向精神作用がなく、精神運動学習や心理的に影響がないことなどが、その理由であるとしています。
近年では、医薬品としての治験が完了しているものがあり、CBDの安全性を認めて、規制を緩和した国もあります。
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