● 略歴 ● 
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1977年 東京都三鷹市生まれ
2000年 東北芸術工科大学 芸術学部 美術科 工芸コース卒業
2000年 石川県立輪島漆芸技術研修所 きゅう漆科入学
      塗師・赤木明登氏に師事
2003年 石川県立輪島漆芸技術研修所 きゅう漆科卒業
2004年 年季明け(弟子が終わる)
2005年 御礼奉公
2006年 独立。主に東京で個展を中心に活躍中

● 作品 ● 
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鎌田さんの作品は、乾漆という技法で作られています。
これは古くからある技法で、鎌田さんのものは3〜4舞の麻布を張り合わせてあります。

-乾漆のうつわができるまで-

1. 下地付け。米のりと漆に地粉(珪藻土)を混ぜ、へら付けします。
2.まず布着せの前に、サンドペーパーで表面を研ぎます。
 米のりと漆を混ぜたもので、麻布を貼ります。
3.米のりと漆と地粉(2辺地粉)を混ぜ合わせ、
  麻布の目を埋めるようにヘラ付けします。
 布着せからここまでの一連の作業を、あと2回くり返します。
4.乾漆のボディに木地の高台をつけます。
 ボディの形に合わせて職人さんに轆轤で挽いてもらった高台を
 コクソ(米のりと漆と木粉を合わせたもの)で接着します。
 乾いた後に高台とボディの境目を埋めます。
5.高台の上から米のりと漆をあわせたもの(のべ)で 麻布を貼ります。
 高台の中(糸底)にも 別の種類の麻布を貼ります。
6.脱乾(ボディを型からはずす)します。
 型からはみでていた部分をはさみで切り、
 上縁に和紙を布の断面を補強するために貼ります。
7.中塗り漆を、人毛の漆刷毛で内側と 外側をそれぞれ2回ずつ塗ります。
8.漆を和紙でこし、塗っていきます。
 漆はそのままにして置くと垂れてしまうので、 回転風呂の中で
 20分おきに180度回転させながら12時間ほど乾かします。
9.上塗りの表面が乾いたら、回転風呂から 出して湿風呂に入れかえます。
 漆は湿度が高いほうがよく乾きます。
 しっかり乾かしたら完成です。

鎌田克慈

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価格帯
  • 円〜

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