【本多忠勝】 1548-1610
『家康に過ぎたるもあり』と武田信玄の近習に言わしめ、『五十七度の激戦に一度として不覚なし』と歌われた、本多忠勝。
合戦では有名な豪槍【蜻蛉切り】を使う、豪将でありながら、体力の衰えを感じると惜しげも無くこの【蜻蛉切り】の柄を三尺あまり切り捨てた事や、家康にして「万千代(井伊直政)は頑丈な鎧を用いていたにも関わらず傷だらけであったのに、平八郎はこんなに軽い鎧でも無傷であった」と賞される事からも、武具に対して常に工夫を凝らし、自分にあったモノを使う、研究心や合理的な一面が伺える。
【本鎧の特徴】
■鹿角の大脇立 大獅子噛前立
本多忠勝像の武者絵にも残り長篠合戦屏風にも画かれた。
この甲冑は黒塗り十二間椎実兜に大鹿角脇立 大獅子噛前立を立てる事で異形を成した戦国期に代表される変わり兜の1つであり、黒を基調しながらも井伊直政の赤備えにも劣らないインパクトを与える。
又黒の中に、金塗りの数珠は黒の甲冑へエッセンスを与えると同時に、忠勝の信仰心の深さが伺える。
| 【兜】 鉢 シコロ | 黒塗り十二間椎成り鹿角脇立兜 黒糸威本革巻板札黒色素懸威し四段傘シコロ |
| 【鎧】 胴 袖 草摺 | 黒塗り黒糸素懸威し伊予札胴 黒塗り黒糸素懸威し伊予札五段大袖 黒塗り黒糸素懸威し伊予札七間五段 |
| 【小具足】 篭手 臑 佩楯 | 黒塗り小篠篭手 黒塗り六本篠臑 黒塗り小篠佩楯 |
飾った時のサイズ 高さ約160cm/幅約60cm/奥行約50cm (鎧によって若干異なります) 収納時のサイズ 高さ約55cm/幅約45cm/奥行約42cm |
伝統工芸指定 五月人形 鎧兜飾 侍´s ARMOR & ARMS MARUTAKE Co LTD 丸武産業 |