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そのほとんどの行程が手仕事で、越中和紙のもつやさしい風合いを
現代の生活に合うモダンなデザインの実用品に仕立てています。

越中八尾和紙 桂樹舎

12件中 112件目

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山間の静かな里、八尾



富山平野の南西部にある富山市八尾は、、富山県と岐阜県との県境に位置します。
かつては「富山藩の御納戸」と呼ばれた豊かな街で、街道の拠点として飛騨との
交易や売薬、売薬用紙の販売、養蚕による収益などでともて繁栄していました。



下流で神通川と合流する井田川の清流を中心とするように静かな里が拓かれています。





伝統をまもる人々



毎年9月1日からの3日間、石畳の諏訪町本通をはじめとする旧町と呼ばれる地区を、胡弓の演奏の民謡に合わせ、優美な町流しが行われます。
これが、おわら風の盆です。
夜通し行われる街流しは、深夜から次第に夜が明けていく、日の出前の時間帯は
特に幻想的です。
胡弓の音色を聴きながら、過ぎ行く夏の終わりの頬にあたる心地よい風を感じると一瞬夢と現実の境目が分からなくなるほどです。



優美な町流しが行われる諏訪町本通


おわら風の盆は、賑やかし的なよくある観光イベントのようなものがないのも魅力のひとつです。八尾の人々の、単純に自分たちの伝統を守り、暮らしの一部となっているこの祭りを楽しみたいというこの穏やかな町民性を表しています。





富山の薬売り



ここでは、元禄時代から良質の和紙を盛んに製造していました。主な用途は当時全国的に販路を伸ばしていた「富山の売薬」の包装紙や帳簿などでした。
現在でも尚富山は薬都としても有名です。
このため、八尾の和紙は丈夫でコシがあり、現在でも財布や手提げ袋などの加工品として使われています。



和紙の原料は、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などを使います。





八尾和紙の伝統を継ぐ、桂樹舎



この八尾和紙の伝統を守る唯一の製造所が桂樹舎です。



廃校になった小学校の分校を移築した桂樹舎



ここには、喫茶店、売店を併設する和紙の博物館、和紙文庫がある。





手作業が大量生産にない風合を産む



桂樹舎の製造現場はまさに”工房”です。とても静かな仕事場で経験を積んだ職人がそれぞれの工程で 一つ一つを昔ながらの手仕事で行っています。
ひとつの製品になるまでいくつもの手間がかかっており、商品をあらためてみると、その価格が信じられません。



紙すきのようす




型紙を乗せ、色を付けない部分に糊をへらで重ねる





製品に込められた想い



和紙は私たち日本人が昔から使用してきた紙。
洋紙とは違い繊維が長いため耐久性があり、思うよりしっかりしていて、ヘコたれません! 一緒にいる時間が長い分、とても愛着も湧きます。




気軽に使えてこそ生活用品。
実用品として決して高級品になってはなりません。
だから桂樹舎の製品は、手間を惜しまない丁寧なつくりでも手ごろな価格となっているのです。