■ジュエリーのメンテナンスについて 身につけたらやさしく拭いてあげてください。 ジュエリーを身につけると、どうしても皮脂や汗、ほこり、化粧品による汚れが 付着することは、避けられません。この汚れをほうっておくと、パールや ターコイズなど、デリケートな宝石類に致命的なダメージを与えてしまいます。 ダイヤモンドのように強さのある宝石でも、汚れをため込めば、せっかくの輝き がくすんでしまいます。そこで、必ずつけたジュエリーは、柔らかい布 (メガネ拭きなど)でよく拭いてからしまいましょう。 ■宝石同士で、雑にしまわないように。 地球上で最も硬い鉱物、ダイヤモンドの硬度は、10(モース硬度、宝石の硬度の 順位付けで最高度)です。それに対して18金やプラチナは、硬度約4.5。 ジュエリーを雑に扱うと、硬度の高い宝石と貴金属とがこすれあい、細かな傷が ついてしまいます。パール(硬度3)や琥珀(硬度2)に至っては、擦れてできる 傷の度合いはもっと深刻となります。ジュエリーは、必ず、お互いにぶつかり合う ことのないように、丁寧にしまうのが基本です。旅行先にジュエリーをもっていく ときも、1点1点をしっかりくるんで、傷がつかないように配慮が必要です。 ■海や山では、デリケートな宝石の着用は、気をつけましょう。 海では、プラチナやゴールドなどの貴金属を、硬い砂で傷つけてしまうことが 心配となります。海や山での強烈な紫外線も、長く浴びていると、アメシスト、 シトリン、ターコイズ、クンツァイトなどの色褪せの原因となります。 一方で、プラチナやゴールドは、熱伝導率が高いため、スキーやサウナで 身に着けたままでいると、凍傷や火傷を起こす場合があります。 ■ダイヤモンドのお手入れ ダイヤモンドは、地球上で最も硬い鉱物です。とても強靭なので、扱いには 比較的気を使わずにすみます。とはいえダイヤモンドには、「親油性」といって 皮脂や化粧品の油分が付着しやすい性質があるのと、神経質になりすげる 必要はありませんが、強い衝撃によっては、ぶつかる方向によって割れやすい 性質があります。ダイヤモンドの汚れを取る場合、コップに中性洗剤とぬるま湯 と入れ、洗浄してください。これだけでもかなりきれいになります。特に汚れが ひどい場合は、柔らかい歯ブラシで裏からこすります。充分にすすいだ後、 乾かせば、完了です。 ■パールのお手入れ パールは、宝石としては、最もデリケートな部類に入ります。つけた後、手入れを せずにほうっておくと、汗や皮脂が酸化して、少しづつ表面の光沢を侵してしまい ます。これを防ぐために「着けたら拭く」を徹底することが必要です。香水や 整髪料をスプレーする際も、必ずパールを身につける前にすませるのが原則です。 水道水には、塩素が入っていますので、浸け置きするのは、避けましょう。 ですが、堅くしぼった布で汚れを落とすことは、時に必要です。 ■水に弱い宝石 パールやターコイズ、サンゴ、象牙、ラピスラズリ、マラカイトなどは、液体が しみ込みやすい「多孔質」と呼ばれる性質をもっています。このために液体が かかるとシミになり、拭いても取れなくなるので、注意が必要です。特に果汁が はねかかると、シミの原因になりやすいので、気をつけてください。もちろん 温泉も悪い影響を及ぼします。概して多孔質の宝石は、硬度が低く、紫外線にも 弱いなどデリケートなタイプが多いので、より注意が必要です。 |
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