こちらのページでは刺繍に関する知識をご紹介します。

●布について●
刺しゅうは身近にある布ならばたいていのものに刺すことができますが、一般的には木綿や麻などが刺しやすいでしょう。また刺しゅう用布として、「オックスフォード」や「ジャバクロス」など、刺しゅう用として織られた布も多数揃っていますので、用途や目的に合わせて選びましょう。
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●糸について●
刺しゅう糸は25番の糸と5番の糸が一般的によく使われます。 どちらも素材は綿100%です。
それぞれの糸の特徴は
【25番刺しゅう糸】一束で8mの長さがあり、細い糸6本がゆるく合わせられた糸です。「2本どり」、「3本どり」などのように、この細い糸を1本ずつ引き出して、使用する本数に合わせて使います。
【5番刺しゅう糸】よりのある1本の太い糸で、22.5mの長さがあります。
※当店ではコスモ25番刺しゅう糸のみの取り扱っております。
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●針について●
刺しゅう糸の針は大きめにあいているのが特徴ですが、先のとがったフランス針と、先が丸いクロス針が最もよく使われます。 また、針の大きさと長さにより号数で分けられていますので、刺しゅう布の素材や、糸の本数などに合わせて針を使い分けましょう。

フランス針 クロス針
1〜2本どり・・・5号 1〜2本どり・・・24号
3〜4本どり・・・4号 6〜10本どり・・・20号
6〜8本どり・・・2号 12〜18本どり・・・16号

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●その他の用具について●
刺しゅうに必要な用具がいくつかあります。
【刺しゅう枠】
布を枠にはめた方が布が張って刺しやすくなります。円形のものが一般的で、いろいろな大きさがありますが、直径10〜12cmの枠が使いやすでしょう。
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【はさみ】
刺しゅう糸を切るはさみと、布を裁断する裁ちばさみとが必要になります。刺しゅう糸を切るはさみは、先のとがった良く切れるものを選びましょう。
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【図案を布に写すための用具】
鉛筆・定規・トレーシングペーパー・刺しゅう用コピーペーパー(複合紙)・セロハン紙・まち針・骨筆あるいは鉄筆(インクの無くなったボールペンでも良い)
この他、アイロン、しつけ糸、セロハンテープなど、家庭で使っているものの中から利用してください。

●糸の扱い方●
25番の糸は一束で8mの長さがあるので、最初に8等分に切っておくと扱いやすいでしょう。まず、上下の紙帯を取り、糸の両端を右手で持ち、糸の束を輪にして左の手首にかけます。そして手首をまわしながら糸の輪をほどきます。こうすると糸は2等分になり、この両端を合わせて4等分、さらにその両端を合わせて8等分にします。そこで、両側の輪になった糸を切ります。最後に、色番号の紙帯を通しておくと便利です。使用するときは、細い糸を1本ずつ抜き取って使用本数分だけ合わせて使います。
刺しゅう糸使い方


●糸の針への通し方●
刺しゅう糸を針へ通すときには、糸の先を針を利用してふたつに折り、折りぐせをつけてから、そこへ針穴をを押し込むようにして通します。慣れると簡単に素早くできる糸の通し方です。
糸の通し方


●刺し始めと刺し終わりの糸の始末●
刺し始め、刺し終わりとも、玉結びはつくりません。 糸の始末の一例としては、刺し始めは布の裏に糸を7〜8cm残して、ステッチをはじめます。
刺しゅう刺し始め
ステッチができたら裏に糸を出し、最後の針目の糸をすくい、同じように4〜5回針目をくぐらせてから糸を切ります。最初に残した糸にも針を通して、刺し終わりと同じように針目に糸をくぐらせてから糸を切ります。
刺しゅう刺し終わり


●クロスステッチとは●
×印の縫い取りを布に並べることにより図案を表現する刺繍です。 図案がマス目状に表現されるため図案通りの形に刺すことが比較的簡単に出来ます。 そのため初心者や子供にも分かりやすく、刺繍キットではクロスステッチが一番数多く販売されています。

●クロスステッチの刺し進め方●
クロスステッチの刺し進め方


クロスステッチの刺し進め方
●刺繍作品の洗濯の仕方●
★たっぷり優しく★
洗濯物1kgに対し水30リットルというのが普通の洗濯物の標準です。刺繍作品は、これより水を多め(1kgに対し水50リットルくらい)にしてください。強いもみ洗いや、部分的なもみ洗いは禁物です。どうしても、もみ洗いをしなくてはならない時は、後で必ず充分なすすぎ洗いをするのがコツです。
★水温は30℃以下★
洗濯液の温度は、染色物への影響を考えて25℃〜30℃が適温です。熱くて手が入れられないような高温(50℃以上)は避けてください。
★洗濯機・脱水機はOK、乾燥は手早く★
洗濯機は必ず弱で5分程度にし、脱水は充分にしてください。乾いたタオルに挟んだり、巻きしぼりは丁寧なやり方です。乾燥は風通しの良い処で陰干しがベストです。アイロンは、あて布をして高温(180℃〜210℃)でおかけください。
★洗剤は石けんまたは中性洗剤★
漂白剤・蛍光剤の入ったものは使用しないでください。
石けん(マルセル石けん・固形または粉末)
合成洗剤(漂白剤・蛍光剤の入っていないものをご使用ください。)
洗剤を大別すると上記のとおりですが、市販の合成洗剤には漂白剤や蛍光剤が入ったものが多いのでご注意ください。