
1962年発表されたコロナチェアは当初オーク材で生産されていましたが、1964年バネ鋼材を活用することにより現在のコロナチェアになりました。 葉っぱを並べたような背もたれで、向こう側の空間が見える為に自然と空間に溶け込み、ミッドセンチュリーの数多くの作品の中でも大作と称えられています。発表以来数多くの賞を獲得しているコロナチェアは、名前の通り皆既日食からヒントを得てデザインされたと言われています。

完璧主義を追い求める建築家グループに属していたポール・M・ヴォルザーは家具のデザインや機能性においても完璧を求めました。その信念に基づいて作られた彼の作品は、どれも異素材を巧みに用いた構築的なフォルムが特徴的です。優れた素材とシンプルさをこよなく愛し、一過性の流行や思い付きの軽薄さを否定した彼の傑作であるコロナチェアは他のものと一線を画しています。

























































































