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●真珠豆知識●




 天然真珠のストーリーは旧約聖書や新約聖書の中にも、沢山でてきます。
「天国は良き真珠を求める商人の如し、値高き真珠一つ見出さば、往きて、所有物をことごとく売りてこれを
買うなり」。
日本でも古事記や日本書記あるいは、万葉集などの最古の文献に頻繁に登場します。
 養殖真珠の登場は、1896年御木本幸吉氏の半形真珠の発明があり、そして、その後、真円真珠の発明や
養殖事業の拡大により、養殖時代全盛期の今日を迎えています。
 アコヤ貝の中に外套膜の一片を核と一緒に体内に入れます。やがて外套膜が成長を始め、一緒に入れた核に
沿って育ちます。体内からもらった養分をもとにして、真珠層を形成していきます。
時間がたつにつれて、層は何層も何層も積み重なり、真珠がだんだん大きくなっていきます。
数年の時間の経過で真珠層が十分巻かれたところで、養殖パールの完成です。

●アコヤ真珠を見るポイント

 真珠の価値を決めるのは、サイズ、光沢、巻き、キズ、色、形。の6つの要素です。
 以下の6つの要素のバランスで値段が評価され、決められています。

  基本的に表面が滑らかできれいな光沢をもち、真円に近いものが良いとされます。形は、ラウンド、セミラウンド、
 セミバロック、バロックという分類に分かれています。変形の度合いで、場合分けされて、評価されます。

  ”巻き”とは真珠層の厚さのことで厚いものほど高品質になります。肉眼では正確にはわかりませんが、業者は経験で
 ある程度判断しています。もちろん何mmかは判断できませんけれど・・
 鑑別機関によって、巻きの厚さを明記してある場合がありますが、それぞれの鑑別機関によって測定方法が違うようなので
 参考程度だと思っていただける事が現時点では賢明なところです。


  サイズはだいたい、0,5mm単位で分類されています。たとえば7〜7,5mmや7,5〜8mmというふうに。
 この場合、7〜7,5mmというのは7mm以上7,5mm未満の大きさの真珠ということを意味しています。
 基本的に、サイズは同じ品質であれば、大きいものの方が高価になります。


  俗に言う”テリ”というものですが、真珠の光沢を意味します。
 これは、見た目の話になりますので、どのくらい輝きがあるかということになります。


  真珠にある、キズのことになりますが、当然無傷のものが一番高価になりますが、基本的に真珠は人工的なもではないので、
  無傷なものは、かなり少ないです。  キズの大きさによっても値段が違ってきます。


  真珠は、色んな色が干渉していますので、単色の色で形成されるケースはきわめて少ないと考えていいでしょう。
 一般的には、ホワイトピンク系、ホワイト系、ホワイトグリーン系、クリーム系、ゴールド系というような
 色が中心になります。



 淡水真珠は、一般的に、淡水の湖の中で、養殖された真珠のことをさしますが、主に、イケチョウ貝、ヒレイケチョウ貝、カラス貝などが
母貝として、使われています。
現在では、中国産でヒレイケチョウ貝のものが主流になっていますが、日本の霞ヶ浦でも、量は少ないようですが、養殖されています。

 ●淡水真珠の特徴
 淡水真珠の象徴的な特徴は、その豊富な種類の色と形ですが、基本的に淡水真珠は、真珠を作る細胞のみを貝に挿入して作る無核真珠が一般的なので
形も、非常にたくさんの形があります。
主に、良く知られている形が、次の3種類で、ラウンド(ポテト)形、ライス(ドロップ、オーバル)形、センター(ボタン)形になります。
これ以外にも、石ころのようなバロックや十字架や星の形をしたものなどもあります。
 色の種類も、天然色でピンク、オレンジ、パープル、ホワイトなどさまざまな色があります。
染色してあるものに関してはゴールドやペパーミントグリーンなど、本当に数限りなく存在します。


南洋真珠は、一般的にシロチョウ真珠とクロチョウ真珠の2つに分かれます。
●シロチョウ真珠
 主に、オーストラリア、フィリピン、インドネシアなどで養殖されていますが、
貝殻も大きく、30cm以上の大きさとなることもありますし、アコヤ貝の大きさよりも
かなり巨大といえるでしょう。真珠自体も、主に8〜17mmぐらいの大きさなので、
相当、大粒な真珠も多いので、アコヤ真珠とは違った魅力で、市場で人気があります。
お値段のほうも、かなり高価になっています。
 シロチョウ真珠の色は、ホワイト、シルバー、シルバーグレー、クリーム、ゴールド
など多彩です。一般的に南洋ゴールド真珠といわれているのは、この真珠のカテゴリに
入ります。
 水温の高い海域で成長するので、成長も早く真珠層も多く分泌します。形は、ラウンド、
セミラウンド、ドロップ、バロックなど、さまざまな形が楽しめます。

●クロチョウ真珠
 一般的にタヒチ真珠、南洋黒蝶真珠と呼ばれる真珠になります。
タヒチで養殖されることから、タヒチ真珠と呼ばれることも多いです。
 タヒチ真珠の特徴は、やはり、味わい深い色の変化が魅力でしょう。
最も評価が高いのが、ピーコックカラーと呼ばれる色で、黒色の真珠の中に孔雀の羽のように
虹色に光るグリーンやレッドが出ているのが特徴です。
そのほかにも、ブラック、グリーン、レッド、グレー、ブラウンなど、多様な色のものが
あります。また、それらの色が混ざり合って、美しい色合いを構成しているものもあります。
自然が作り出した証明といえるような、複雑な色合いを作り出しています。