明治6年創業の寝装品メーカー、ワタセ株式会社の地元、滋賀県近江八幡市安土町。
きっかけは、耕作されずに放置されたままの農地が目につくようになったことから。

米を作っても、減反対策で小麦などを作っても、農家は利益が出ないうえ、
後継者不足がますます耕作放棄地を増やす事になると危機感を抱いた、同社辻社長。

そこで、かつては滋賀県の特産品であった「へちま」に着目し、
ヘチマ繊維の持つ通気性や吸水性、弾力性が、従来の寝装品の欠点を克服し、
快適な睡眠を提供できるのではないかと考えました。

安土城を築城した織田信長の家紋がへちまの花のモチーフであることに因んで、
「安土信長へちま」と命名、ブランド作りからスタートしました。

地元の農家と提携して休耕田でへちまを栽培、研究機関での試験・技術開発、
ワタセ社での商品開発・販売、地元商工会のサポート。
この連携により、単なる特産品利用に終わらない、ビジネスモデルとしての成り立ちが
可能になったのです。


ヘチマは、5月に定植し、7月には黄色の花がいっぱい咲き乱れ、
8月には大きなヘチマの実が採れます。

ヘチマは腐らせて秋に収穫した後、繊維だけ残るように洗い、
2センチ角ほどのチップに裁断。1つの枕につき、実10個分のチップを入れます。

現在、へちま栽培の農家さんは、25名。

安土の他に、蒲生郡日野町、米原市、彦根市、高島町と県内
の各地にあり、また県外にもその輪は広まりつつあります。

3年前からへちま農家さんを募集して、平成25年度の耕作面積は20町。

今年は、農家さんの他に、滋賀県の障害者の2つの施設「作業所」も増えました。
これまで、農業、環境、健康の3つのビジネスでしたが、福祉にも役立てる様に
なりました。

※今後も、へちま農家さんを募集して、耕作面積を増やして行きますが、
未だ未だ国内産のヘチマが足らないので、ラファスの原材料は
国内のヘチマと中国産のミックスになっています。



(1)耐久性のある乾燥へちまの形状の発明
サイコロ形状のへちまチップ、及び、このへちまチップを接着したブロック。

乾燥へちまの特徴は、立体繊維の形状にあります。
言い換えるならば、立体繊維が多くの空気層を含んでいるからこそ、通気性があるのです。

当発明に於いては、如何に空気層を損なうことなく、クッション材に利用できるのか?にあります。

そこで発明したのが、サイコロ状の形状です。




形状は、概ね1cm立法から2cm、3cm立法程度であります。
この状態ならば、立体繊維の構造が維持されることにより空気層が十分に確保できて、
通気性、クッション性に富み、しかも吸放湿性も抜群であります。

発明途中では、乾燥へちまを、粉砕機を使って粉砕する方法も試みました。
この場合は、粉砕機にかけるだけの為に、作業が簡単でしたが、
乾燥へちま特有の空気層が損なわれてしまい、通気性の点でも、何の意味がないことが判明しました。

寝具素材全般に言えることなのですが、寝具素材に於いては、
如何に多くの空気層が蓄えられるのかが重要なのです。

これは、通気性の問題でもあり、重量の問題にも関わって来ます。

粉砕してしまうと、空気層が無くなると同時に、通気性が無くなるばかりでなく、
重量も重くなります。サイコロ形状にした場合、その重量を、
一般的に軽いと思われているウレタンフォームと比較しても、七分の一の軽さです。

このサイコロ形状の乾燥へちまが、枕や敷ふとん等の付加に果たして耐えられるのか? 
の耐久性の問題が一番重要な問題です。

この課題に際しては、神戸市立神戸高等専門学校の尾崎教授との共同研究で、
従来のウレタンフォームや塩化ビニール等の素材と全く遜色がないことが検証されました。
概略は、一日八時間使用するとして、当初の一週間で10%での凹みがあり、
それ以降は、その状態をキープすると言うものです。

この形状の乾燥へちまチップを枕や敷ふとんの中材に使用します。

また、枕、敷ふとん、敷パッド、マットレス等に加工する場合は、
サイコロ状のチップの状態のまま利用する他に、チップ同士を接着剤等で接着させ、
大きな塊としてから裁断して利用する方法も、発明致しました。

具体的には、シングルの敷ふとんや敷パッドの場合、
幅1000mm、長さ2000mmのサイズに厚み(例えば1000mm)のある塊(プロック)を仕上げ、
このブロックを適当な厚みに裁断致します。
枕の場合も、サイズは小さいまでも、同様です。





(2) 防カビ、防ダニ処理済みの乾燥へちまの発明
乾燥へちまは、上記の様に長所が沢山あるのですが、
植物繊維故の問題点を内包しており、それはカビ、ダニの問題です。

へちまは、もともと嫌虫性があるのですが、
寝具として長期に使用した場合、やはりカビやダニの心配も避けられません。

そこで、当発明では、乾燥へちまチップに
防ダニ防カビ加工に成功した防カビ防ダニ処理済みですから、
安心してご利用頂けます。


明治6年創業のワタセは織田信長の安土城がある、滋賀県安土町にあります。
ワタセは140年間にわたり、古くから伝わる技術や資源を大切にはぐくみ、
さらに探究心を持って、眠りの文化の研究と開発に尽力しています。

ワタセで発明された「みのむし布団」は、ワールドビジネスサテライト「トレたま」にて、
ベストオブトレたま特別賞を受賞しています。
従来の枕は、ほとんどが石油製品で作られています。
これまでの枕は、頸椎を支える高さの調節並びに肌が受けるところの触感の
2つの要素から開発されてきました。
石油製品を中材とした従来の枕は、
通気性・吸放湿性・接触冷感に乏しく、蒸れ感が快眠を妨げます。

汗を吸い除湿をし、熱を籠らせないかが課題であり、
それを解決したのが、へちま枕です。

へちま繊維の際立った特徴は、3次元繊維にあります。
この様な立体形状を成す繊維は他には見当たりません。

へちまは、汗を吸い、湿度を放出し、通気性に富んで熱を含まないことから、
【頭寒足熱】を基本とするところの枕には、最高の素材と言えます。





【質問1】どうしてヘチマを思いつきましたか?
「どうすれば湿気を取って、サラサラと心地よく眠れるか?」が、寝具業界(枕と敷ふとん)の解決出来ていない課題なのです。
特に枕は、中素材の殆どが石油製品である為に、吸放湿性がなく蒸れます。
私は、これまで木綿(もめん)綿や麻ワタと言った植物繊維に拘って来ました。しかし木綿綿や麻ワタの場合、頭を乗せると、沈み込み、ペチャンコになってしまい、通気性が無くなると言う難点があります。
そこで思い付いたのが、ヘチマです。ヘチマは、浴用タワシの他に、ヘチマ水は化粧水にもなると言う、とっても人に優しい植物なのです。
更には、光合成で大気中の二酸化炭素を吸って酸素を出し、最終は、土に戻ると言う地球環境にも優しい素材です。
人の健康に役立ち、地球環境に寄与し、農家のお役に立てるのなら最高の仕事だと思いました。
【質問2】へちまに注目されたのは、何年前ですか?
もう、5年以上も前になります。しかし、果たして枕素材として「使用に耐えるか?」「効果があるのか?」などの商品価値の問題や、またヘチマの入手方法とか、製品化に及んでは、クリアーしなければならない問題が山積していました。
【質問3】へちま畑は、最近、殆ど見ませんが、どうされましたか?
5年前に早速、へちま栽培から始めました。なにせ、もう日本では乾燥ヘチマを作っておられる農家さんは、殆ど居られませんでしたから、苦労しました。幸い、弊社の高橋工場長は兼業農家でしたから、頼み込んで、へちまを栽培して貰いました。それが、最初です。
今では、20軒程の農家さんに栽培して貰ってます。
【質問4】「へたり具合」とか、「涼しさ度」に付いての研究は、自分でされたのですか?
そうした心配事は、私が大丈夫だと言っても信じて貰えませんから、しっかりとした第三者の研究データーが必要だと思い、専門家を探しました。
調べたら、へちまの研究者は、日本に2名居られることが分かりました。お一人は首都大学東京の首藤教授と神戸高専の尾崎教授でした。
地理的にワタセに近い尾崎教授に共同研究のお願いを申し上げたところ、快く引き受けて下さいました。
【質問5】研究に費やされた期間と成果は、如何でしたか?
共同研究を始めて、もう3年になります。私は、資材の提供と、研究課題の提出で、実験に付いては、全てが教授にお願いしています。
もしも、実験結果が、適切でなかったら、製品化を断念しようと思っていたのですが、私が予想していた以上の好結果が得られて、製品化に踏み切った訳です。
詳しくは、尾崎教授のレポートにありますが、かい摘んで言いますと、

 1.ヘタリ度に付いては、その他の枕素材と比べて、全く劣らない
 2.ヘチマは、その他の枕素材に比べて、内部温度が5°Cから10°Cも涼しい
 3.通気性が抜群で、質量はウレタンの7分の一である。

等々の成果が実証された訳です。
【質問6】製品化をするに当たって、他に心配はなかったですか?
ヘチマは植物繊維で、それ自体に抗菌性や嫌虫性を持っています。実際に、へちま畑でも、隣のカボチャ畑にはアブラムシが寄って来ても、ヘチマには近寄らないのです。
それでも、寝具として使用する場合には、カビやダニの心配がありました。
ですから、ラファスは、防ダニ防カビ処理済みです。
【質問7】農商工連携に認定された、と書かかれていますが、それはどのようなものですか?
農商工連携と言うのは、政府(経済産業)の政策です。
1次産業(農業)と2次産業(工場)、それに3次産業(サービス業)を、それぞれ単独で行わずに協力して進めよう!!と言う考え方です。これを6次産業と呼び、「1+2+3=6」の6次産業化です。申請書を提出し経産省から認定されれば、補助金(3分の2)が受けられます。
審査は大変厳しいのですが、ラファスの取り組みが評され、認定されました。この補助金のお陰で、研究開発が満足に出来ました。感謝しています。
【質問8】へちまの材料は、沢山売れても足りますか?
今年は、20軒の農家さんに20町部のヘチマ畑を栽培して貰っています。その他、障害者の共同作業所(福祉施設)では、「へちまの里親制度」と銘打って、一般家庭や学校などにへちまの苗を配って、グリーンカーテンにして貰い、そこで採れたヘチマの実を寄付して貰います。施設では、それを乾燥へちまに加工して、それをワタセで買い取ります。
この制度が広がれば、これまでラファスは「健康・環境・農業」の3つをビジネスモデルにして来ましたが、「福祉」も追加になる訳です。
それでも、へちまが足らない場合は、中国から輸入します。
今年、中国に行って、漢方薬を作る為にへちま畑を耕作している大農場と契約して来ました。
ヘチマの粉は、漢方薬になるそうです。
薬として食べますから、当然、無農薬栽培ですので、ご安心下さい。






Luffas(ラファス)

9件中 19件目

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