江戸時代より織の伝統を受け継ぐ吉澤織物。その7代目となる7代目吉澤与市の創作紬のご紹介です。

希少な玉繭より手引きにて抽出した「玉糸」を用い、独特の技法で織り上げた紬地に「重ね染」や「絞り加工を巧みに施し、独自の感性にて創作され味わい深い上質な紬着尺が産みだされます。

幾度となく手加工により更に深みを増し渋さと奥行き感を与えています。

有名きもの雑誌に特集される程全国のきものファンに絶賛されており、ふんわりと柔らかな紬は軽く着やすいと大好評を得ております。ご紹介の作品は、渋い紫を含んだグレーの色合いがシックで更紗文様の間に絞り加工が浮かび上がる趣のある作品でございます。

短冊に染め分けられた色どりが動きのあるお洒落な創作紬で染帯などを組み合わせておしゃれに着こなしていただけます。

大島紬や結城紬に次ぐおしゃれ紬の代表としてコレクションに加えていただきお楽しみいただきたくご紹介いたします。