お茶と茶道具の専門店 芳香園 |
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京都の南部、宇治川と木津川の清流が、宇治の抹茶を育みます。 五月に茶摘が始まる前の約二十日間ヨシズとワラで茶園を覆います。 これが抹茶のもつ、ふくよかな香りと味、鮮やかなみどりを生み出すもとなのです。 手で摘んだ新芽は、すぐに製茶工場で碾茶に加工します。 まず蒸熱を加え、乾燥炉に入れて徐々に乾かし、それから茎の部分や葉脈などの繊維質を取り除き、葉肉だけに仕上げます。 これを零下十度位の低温庫に保存し、うまく成熟させながら、お茶会などのシーズンに合わせて、抹茶に挽きあげていきます。 |
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抹茶には濃茶と薄茶がありますが、どう区別するかについては明確な基準はありません。 抹茶はすべて薄茶として点てることができます。 ところが濃茶を点てる場合は濃く練りますので、苦みや渋みが強くなりがちな並級の抹茶は濃茶用として適さないわけです。 つまり、高級抹茶は濃茶と薄茶の両方に使うことができますが、中級品以下は薄茶専用に使うことになります。 したがって、茶問屋では、ある一定の品質(価格)以上の抹茶を濃茶、それより下の抹茶を薄茶として便宜上区別しています。 当店では先陣の昔以上が濃茶、式部の昔以下が薄茶となります。 |
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お茶は本来自然のものであるべきです。 ところが味つけや発色させた抹茶が出回っています。 お茶のうま味の成分は葉茶に含まれる天然のグルタミン酸やテアニンなどのアミノ酸ですが、これらは 市販されている調味料と同じ種類のものですから、この調味料を抹茶に混ぜればおいしいと感じる人があるのです。 いくら無害とはいえ、不自然で調和しない味であり、あと味の悪いものです。 抹茶本来のうま味は、茶園での十分な肥培管理から自然に生まれるもので、このうま味とふくよかな香り、そしてほどよい渋みとの調和が抹茶の生命。 小山園の抹茶にはこのような添加物は一切使用しておりませんので、 ご安心のうえ、お召しあがり下さい。 |
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