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岩手のフライロッドメーカー「カムパネラ」と『フライロッダーズ』のコラボ・フライロッド。

カムパネラ/『FlyRodders 』コラボモデル

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【カムパネラ・ブランドストーリー】









◆岩手の小さなフライロッドメーカー

   東北自動車道花巻ICを降り、国道4号から県道12号に入り遠野方面へ約30分西走し、遠野街道(国道396号)を北上すると、すぐに岩手県紫波郡に入る。国道から、ブドウ畑に囲まれた細い道に入ってしばらく走ると、カムパネラの工房に到着する。盛岡市内からでは、一般道でおよそ1時間の距離である。工房の周囲はフライフィッシング・フィールドに恵まれた、自然豊かな立地だ。遠野まで1時間、沿岸部の釜石まで2時間弱、奥羽脊梁の渓流までも2時間ほどで到着する。

   カムパネラは、神奈川県平塚市出身の宇田清さんが2001年(平成5)に岩手県で創業したフライロッドメーカーだ。創業時に、同じ神奈川県から移住し岩手県で知り合った石川寛樹さんもスタッフに加わった。宇田さんは、移住以前からフライロッド(バンブー・フライロッド)を製作していたが、誰がつくったのかわからない、釣りをしない人がつくったかもしれないマスプロダクションのフライロッドに疑問を感じていた、というのが理由にあるという。それに、自分が使いたいアクションのロッドがなかったという理由もある。宇田さんはもともと真空の技術者でものづくりが好き。ロッド製作効率を上げる機器を求める機能に合わせ、種々の機械を流用するなどして自らつくり、その技術を随所に投入している。グラファイト・ブランクをムラなく焼くためのオーブン(釜)もそのひとつだ。カムパネラでは2015年現在、グラファイト・ロッドは7モデル、バンブーは1モデル、それらとは別に宇田さんが手掛けるUDA ROD(バンブー、グラファイト)などもある。




(写真左)創業者の宇田清さん(左)と代表の石川寛樹さん(右)。
(写真中・右)工房からクルマで一時間圏内に、ヤマメやイワナが泳ぐ素晴らしい渓流群がある。




◆釣り好きがつくるフィールドテストを重ねて生み出された竿

   カムパネラのスタッフは皆、釣りが好きだ。宇田さんと石川さん、そして数年前に加わった仁平勇太さんはいずれも県外出身。フライフィッシング熱が高すぎて、岩手県にやって来たというほどだ。岩手県の渓流釣りの解禁期間は3月1日〜9月30日であるが、工房が休みの週末は足しげく渓へと向かう。もちろんヤマメやイワナを釣るためであるが、フライロッドのテストも兼ねている。なんとも、うらやましい環境……。ちなみに、ブランド名は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に登場する少年の名前(カムパネルラ)に由来する。命名者は宇田さんと昔から親交がある、あの湯川豊さんだ。

   カムパネラでは自社でフライロッドのブランクを製作し、ガイドやグリップなどをアッセンブルしている稀有なフライロッド・メーカーだ。フライロッド製作を海外の工場で行っている釣り具メーカーが大多数を占めるなか、カムパネラは一からフライロッドを生み出している(マンドレル、接着剤など、いくつかの細かい素材は材料として仕入れている)。グラファイトロッド・メーキングの多くの作業を、石川寛樹さんと仁平勇太さんの2人で行う。手作業であるがゆえに生産量は決して多くはないものの、一本一本ていねいにフライロッドに向き合っている。つくり手の顔が見えるというのが、何よりもうれしいではないか。




ここからフライロッドが生み出されている




◆自社でほぼすべてのパーツをつくる

   ロッドのアクションは、主にプリプレグ(*グラファイトロッドの原料)のカッティングとマンドレル(*芯金)のテーパー、カーボンのトン数、肉厚(マンドレルに何回巻きつけるか)などで決まる。正確にカッティングしたプリプレグを、正確にマンドレルに巻きつけなければならない。プリプレグをマンドレルに巻きつけたら、型くずれやレジン(樹脂)が溶け出さないようにテーピングをして、約130℃に設定した専用のオーブンで90分焼く。それによって、カーボンとレジンが一体になって、ご存じのあのグラファイトロッドのブランクになる。


*プリプレグとは

   衣料の原材料として知られるアクリル繊維(ポリアクリロニトリル系)に、ピッチプリカーサーと呼ばれる繊維を足し、特殊な熱処理をすると炭化して性質が変化する。いわゆるカーボンと呼ばれるのは、炭素繊維になったこの状態を指す。しかし、この炭素繊維だけではロッドにできない。次に、炭素繊維に熱硬化性樹脂(レジン)を含浸させ、シート状に加工したものをプリプレグという。このシートは半硬化状態であり、マンドレルに巻きつけて焼き入れすることで、ようやく炭素繊維強化プラスチック(CFRP=Carbon Fiber Reinforced Plastic)製のグラファイトロッドになる。プリプレグには消費期限があり、またレジンが室温でも溶けてベタベタするので、ふだんは低温下で保管されている(参考文献:『フライロッダーズ』2003年11月号)


*マンドレルとは

   芯金。カットしたプリプレグを巻くのに必要な素材。何の変哲もないように見える鉄の棒だが、特殊鋼製の棒である。マンドレルにはテーパーがついていて、ロッドのアクションを生み出す要素のひとつといえる。ロッドの種類ごとに、マンドレルが存在する。マンドレルに巻かれてつくられたロッドのブランクは、中空(チューブラー)なのが特徴


*グラファイトロッドの製造工程

プリプレグをパーツごとにカッティングし、複数のシートを接着する

張り合わせたシートをマンドレルに巻きつける

オーブン(釜)で焼く

マンドレルからブランクを外す(ブランク完成)

ブランクを塗装(コーティング)する

グリップ、ガイド、リールシートなどを装着する

乾燥、検品後、ユーザーへ発送







(写真左)マンドレル。
(写真中)焼き上がったブランクをマンドレル(芯金)から抜く仁平勇太さん。気の抜けない作業。
(写真右)特徴的なシマ模様がアンサンド(無研磨)ブランクの特徴。



   オーブンから取り出して全体が冷めたら、マンドレルからブランクを引き抜く。そして、プリプレグをマンドレルに巻いた後に巻かれた透明のテープをブランクからはがすと、黒く輝くブランクにあの特徴的なシマ模様が残る。そのブランクをアンサンド(「無研磨」という意味)という。無研磨・無塗装のアンサンドブランクは、ブランク本来の特性を生かしているのが特徴だが、無塗装の場合、傷などに弱いために、通常はコーティングする。一方、サンディング、つまりヤスリがけしたブランクにはシマ模様はなく、ツルツルとしたブランクになる。ブランクの塗装やコーティングを終えたら、グリップ、リールシート、ガイドなどの装着を丁寧に行ない、最後にネームを入れる。その後、検品を終えて、いよいよユーザーの手元へと届く。




岩手県の美形イワナ。思い出に残る渓魚に会いに行こう。



   上記の多くの工程を経てフライロッドがつくられているが、『フライロッダーズ』とのコラボモデルは当WEBのために製作された限定仕様で、表情が異なる3つのラインナップを揃えた。素直なアクションをもち入門者に最適な 7フィート6インチ#3 、テクニカルなショートモデルの 6フィート#3 、そして汎用性が高く携帯性に優れている 6ピースの7フィート7インチ#4 。日本の渓流でヤマメやイワナを狙うために生み出されたMADE IN IWATE JAPANのカムパネラのフライロッドを多くの人に体感してほしい。(文=『フライロッダーズ』編集部)




『フライロッダーズ』編集部おすすめの3本。




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