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「♪カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂〜♪」
オッヘンバッハの「天国と地獄」の曲に合わせて、ぬいぐるみがカンカンダンスを踊る、 文明堂のおなじみのCM。初めてにテレビに登場したのは昭和37年です。 以来、みなさまに愛され続け、現在もCMの放映が続いています。 ここでCM秘話をお教えしましょう。 ![]() |
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| カステラ1番、電話は2番…キャッチフレーズはどこから? 先々代の社長である宮崎甚左右衛門が、カステラの本場長崎から東京へ進出する際、東京の人たちに「文明堂」を印象づけるために、いろいろと頭をひねりました。そこでひらめいたのが、覚えやすい電話番号です。電話帳から電話番号を捜す時間と手間を省くだけでも、お客様に対するサービスであると考えました。そして、「カステラ1番、電話は91(ここいち)番」というキャッチフレーズを思いついたのです。「電話は2番」になったのは、「肉は1番、電話は2番」と宣伝して、その味と共に評判になっている大阪のすき焼きの宣伝文句にヒントを得ました。 |
![]() 文明堂長崎総本店(昭和初期) |
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| カンカンベアの登場 当初CMはアニメや人形劇スタイルが主流でした。当社もグリム童話などを題材にとったアニメや人形劇のCMを放映していました。その後、当時から大ヒットであった「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂」のコピーを最大限に生かしたCMを作りたいと考えていましたが、なかなか良いアイデアが決まりません。 そんなある日(昭和37年)、当時の岡本社長(現会長)は、オーストラリアから来日し、当時人気番組だったNHKの「私の秘密」に出演した、ノーマン&ナンシー・バーグ夫妻のマリオネット・ショーを目にしました。それは、ぬいぐるみの動物たちが楽しいBGMに乗って、かわいいダンスを踊るショウでした。岡本社長は「これだ!」と思いました。動物たちのマリオネット・ショウ…これはカステラの購買層である子供やお母さんたちにきっと喜ばれるにちがいないと。そして、ペンギンや猿など、いくつか試した結果、仔グマのカンカンダンスにたどり着きました。 |
![]() ノーマン&ナンシー・バーグ夫妻 |
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| クマなのにしっぽが長いのはなぜ? バーグ夫妻は当時欧米で人気のあった、カンカンキャット、つまり猫を想定してぬいぐるみを作っていました。しかし、日本では猫よりもクマの方に人気があり、明るい感じもすると言う理由から、文明堂はそのキャラクターをクマに決定したのです。仔グマがCMの最後でシッポを振るところがありますが、あれは元々猫であったということの名残です。「猫に生まれながら、クマに育った」と言えるかもしれませんね。 |
![]() 3時のおやつは文明堂〜♪(昭和37年) |
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| いいものは変えられない このCMはカステラ同様、守り続けていきたいと思っています。変えないことが伝統とは思っておりません。時代に関係なく、お客様に楽しんでいただけるものに仕上げるのが、文明堂の伝統と思っております。 |
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