 | お客様コメント |

ecodec書店 2007年09月11日 登録
★★★★★アンチ・スローライフをかかげた小説で、「高温多湿の日本で夏に働くなんて馬鹿のすることだよ」という父と会社を辞めた主人公が、ジャージと虫の豊富な山荘で夏を過ごす「ジャージの二人」と、1年後の夏、そこに妻(妻が帰った後は義妹の花ちゃん)が加わった「ジャージの三人」の2編を収録。山荘では、コンビニ弁当で腹を満たし、花ちゃんにはレンタルビデオ屋に行きたいとせがまれる生活が展開される。懐かしのデストラーデのガッツポーズやノートパソコンに張り付くアシナガグモなど、随所におかしみがあり、一字一句読み逃せない。番外編「ジャージの一人」が収録されているブルボン小林『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』や、著者がサイトで公開している「ムシバム」(山荘の虫アルバム)も要チェック。
もんもん堂書店 2007年02月10日 登録
★★★07/1/23購入。TSUTAYA精文館にて、歩いていく。商品券使用。2/9読了。講座に通う電車にて。電車に乗っている時間を忘れ、あっという間に駅に到着。夫婦や家族の現代の断片。
オリオン書房(邦画原作) 2008年07月19日 登録
★★★何気ない会話だけど、心地良い。ちょっぴり悲しいけれど、それが選択なのだと思う。映画は、鮎川誠、堺雅人出演。7月公開。
グレゴール・ザムザ 2007年06月01日 登録
★★★夏の終わり、無職で作家を目指している僕はカメラマンの父と犬のミロと父の山荘に向かう。共に妻との暮らしがうまくいっておらず、閉塞感を抱きつつそれでも流れていく日々を思い、過ごしていく。
状況は悪いけどそれに思いつめることなく生きていく主人公のゆるさ。わかるけど空気が重くて息苦しいです。夏の終わりというのも関係しているのだろうな。続編のジャージの三人を読むと救われて、作品をもう少し楽しむことができます。
ファウスト・シーズン 2007年12月04日 登録
★★★父と息子のジャージゆる話。映画になるとは。堺正人さんとシーナ&ロケッツの鮎川誠さん父子。監督は『アヒルと鴨ー』『チーム・バチスタの栄光』の中村義洋。2008年夏公開。
モリックの庭 2008年09月09日 登録
★★★★★カメラマンの父親と無職の息子の何にもしない避暑地での夏休みを描いた作品。父は3人目の妻との離婚の危機。息子は妻が不倫して、不倫相手の子供欲しがっていて、こちらも離婚の危機。悩みを聞いて欲しいが言えない、相談に掘って欲しいが言うタイミングが無い。問題に正面から向き合うのではなく、何となく先送りにしてまうのが、人間らしく、そして、コミカルな雰囲気を醸し出しています。暇なときに、お気楽に読むのがベストです。
風まかせ 2007年09月20日 登録
★★★恒例の「一人避暑」に行く父親と犬にくっついて、5年ぶりに北軽井沢の山荘で過ごす作家志望の僕。東京の残る妻には好きな男がいる。父親の三度目の結婚も危ういらしい。山荘にある不思議なジャージを着て過ごすアンチスローな夏の終わりの山の日々◇◇気持ちがストップしたような日々にだって時間は流れていく。気持ちはストップしたようで、縁のある関わりのある人とふわっとふれて感じる。学校のジャージ、どこに行ったのかなあ。(9/11)